【SONY】初夏を感じる花を撮る
5月から暑い日が続き、まるで春をとばして夏が来てしまったかのようです。
先日、東京では7月下旬の気温を記録したとのことで、初夏というよりも夏真っ盛りという言葉の方がしっくりくるような気がいたします。
しかしながら、植物にとってはまだまだ初夏なようで、例年にくらべ暑い日が続くのにも関わらずアジサイは早咲きすることなく、見頃を迎えています。
今回アジサイの撮影に持って行ったのは、「VLOGCAM ZV-E1」と「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z」です。
「VLOGCAM ZV-E1」はVLOGCAMながら、「α7SIII ILCE-7SM3」と同じセンサー、エンジンを搭載しているコストパフォーマンスが高いモデルです。
ノイズ耐性が高く諧調表現が優れており、動画の撮影も可能です。
「VLOGCAM ZV-E1」に合わせて、レンズはコンパクトな「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z」を選びました。
コンパクト軽量ながら、高コントラストな描写が可能です。
アジサイを見ていると、赤、青、紫と様々な色の花が咲いています。
実は土壌のpH値によって咲く花の色が決まり、土壌が酸性だと青色、アルカリ性だと赤色の花が咲きます。
街中で見かけるアジサイに青が多いのは、日本は雨量が多く、土壌が酸性にかたよりやすいからだそうです。
また、色の変わらない品種もあります。
アジサイは庭木として親しまれており、園芸種を含めると数千種も種類があります。
種類によって咲き方が異なっており、花が丸く密集して咲くものは手まり咲きといいます。
アジサイ、と言われて想像するのはこちらではないでしょうか。
もう一つの咲き方がガク咲きといいます。
アジサイの花というと、この周りに咲いているものを花だと認識している方が多いと思います。
実は中央に密集している小さいポツポツした丸いものが花で、花びらに見えるものはガクにあたります。
身近に感じますが、色が変化したり、大きなガクを持っていたりと、実は不思議な植物です。
都内でも様々な場所で見ごろを迎えているアジサイ。
色や種類、咲き方を意識して、じっくりと楽しむのはいかがでしょうか。