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【SONY】Plus「α」Vol.13-TAMRON 28-200mm F2.8-5.6 DiIII RXD-

皆様ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
今年は規制が緩和されて、ずっと行きたかったご旅行や、故郷への帰省にやっと行けた方々も多いのではないでしょうか。

そこで私もかねてより行きたかった動物園に遊びに行った時の写真をご紹介させていただきます。
今回使用している機材はSONYのα7III、レンズはTAMRON28-200mm F2.8-5.6 DiIII RXD

お休みと心の癒しを求めての撮影でした。なるべく重くなく、レンズを付け替えるなどの手間をかけずに、楽しく広角でも望遠でも撮影できる組み合わせで挑みました。

まずは凛々しいヒョウ。

常連かと思われるCanonの白レンズを持った男性が、何度も何度もこの子の名前を呼びながら撮影されておりました。

私も動物が大好きなので、強い親近感を感じ得ざるをえませんでした。思わず口元が緩みます。

名前を呼ばれているからか、柵のすぐそばに寄ってきてくれました。こんなに近いと柵が写ってしまうかな?と思ったのですが、意外と前ボケが効いてくれて、味のあるカッコいい写真が撮影できたと思います。

今回の撮影では、瞳AFが大活躍でした。

α7IIIでは、動物の瞳AFがお使いいただけます。もちろんサードパーティ製のTAMRON28-200mmでも使用可能です。

動物瞳AFを使用すると自動的に瞳を認識してくれるので、檻などの障害物を抜けて、奥にいる動物にピッとピントが合います!

鳥の瞳AFは残念ながらα7IIIには非搭載ですが、こちらのヒクイドリのように目鼻立ちがはっきりしている動物は、しっかり瞳を認識してくれました。

まるで恐竜のような見た目です。

昔、鳥は恐竜の生き残りかもしれないという話を聞いたことがあります。確かに、皮膚やくちばしの質感を見ると、恐竜と言われても納得です。

200mmの望遠側にすればやはり柵は目立たなくなります。望遠側でも、まるで間近で撮影したかのような解像度。テレ側の開放でこんなにもはっきり写る事に驚きました。

 

続いてはミーアキャットです。ミーアキャットと言えば、立ち上がって体を温める可愛らしい習慣のある動物です。

神妙な面持ちでカメラを見つめていただけたお陰で、しっかり瞳AFが決まりました。

ミーアキャットらしからぬ表情というか・・・。いったい何を考えているのでしょうか。

後ろ足で立っている姿も可愛らしいですが、4足歩行で歩く姿もとても愛らしいです。

 

神々しい白い孔雀です。繊細で柔らかな羽根がしっかり写し出されています。

先程のヒクイドリは恐竜のような力強い見た目でしたが、こちらは何とも威厳のあるお姿です。ファインダー越しでも思わず見入ってしまいました。

白く柔らかな羽が白飛びすることなく、アイボリーカラーにも見えます。些細な違いの色表現に驚かされました。撮って出しでこの色味が出るのはα7IIIの豊かな諧調表現があるからこそだと思います。

ボケ感もうるささが無く、被写体を邪魔していません。

 

威厳があるといえば、こちらのワオキツネザルも負けていません。

こちらの写真は開放200mmの最短撮影距離から撮影しています。なんだかちょっとギャングのような目つきです。

今回の撮影では、ほとんど開放で撮影しています。開放でありながらピント面は驚くほどシャープネスが高いです。

ギャングフェイスにご飯をあげます。

瞳AFの精度は驚くほど高く、ほとんどの写真がびしっとピントが瞳に決まっていたため、写真の選別にはとても難航しました。

α7ⅢのAFは速度も速いです。余裕を持った撮影が出来る為、今回のような撮影がメインではないレジャー目的のお出かけでは、とてもありがたい性能だと思います。

 

お次はペンギンです。

ご覧ください。どこからどう見てもペンギンのランウェイにしか見えません。

手を広げて歩く姿も片足ずつしっかり持ち上げて前に進む姿も愛おしすぎて、1日中ここで眺めていられそうでした。

足で水を蹴り上げて、まるで水遊びをしているようです。幼い頃兄と水遊びをしていた時の事を思い出します。

水に反射して写るボケも癖のない綺麗な玉ボケです。

水辺にいる生き物はとても写真映えします。帰宅してからフォルダを見返したところ、ペンギンの写真が群を抜いて多く残っていました。みんなあっちに行ったりこっちに行ったり、水に飛び込んだり、撮影していて飽きが来ません。

 

こちらは鷲が実際に飛んでいる所を見れるパフォーマンス中の写真です。

飼育員さんの腕めがけて思いっきり飛んでくる鷲を間近で見ることができました。

ファインダーを覗いて鷲が飛んでくるのを今か今かと待っていました。

私によくある失敗談ですが、重たい望遠レンズを使うと腕の限界で手振れしたり、どんどん腕が下がってきてしまい、いざというとき被写体が見切れてしまったり・・・そんなことが多々あります。

しかし今回はしっかりど真ん中でシャッターを切ることが出来ました。TAMRON 28-200mm F2.8-5.6 DiIII RXDの重さは575gです。筋力に自信のない私でもしっかり持ち上げて、構えたままキープすることが出来ました。

レンズの良さばかりに触れてしまいましたが、α7IIIのセンサーにも驚かされます。普通なら青空と鷲のコントラストで被写体が黒つぶれするか、青空が白飛びしてしまうところだと思います。とても鮮明に撮影出来ています。

 

この子はリスザルです。とても頭の良いおさるさんらしいです。

ペットとしても人気の高い子らしく、私も余裕があればぜひ家族にお迎えしたいです。

手元にある枝垂桜の木の枝を両手で持って遊んでいます。枝垂桜は木の枝が多いのですが、しっかり前ボケで消してくれて、木の中で遊ぶかわいらしい姿が撮影出来ました。

青々とした葉の中で歩く姿もとても可愛らしいです。黄色がかった毛並みもよく映えています。

 

最後は野生のカルガモさんに飾っていただきます。四隅の水面まで、滑らかで綺麗な写りです。

本当に今回は楽しく、尚且つ写真のクオリティが高いお出かけになったと思います。

 

普段私は、望遠レンズを持って動物や花などを撮影に行くと、帰りは疲れから帰宅が億劫になってしまいます。

しかし今回は、コンパクトサイズのTAMRON28-200mmのおかげで帰りの電車もストレスフリー。
遠方に出かける時のカメラをチョイスする際は、何かを妥協しなければならない印象がありました。しかし、今回使用したレンズは私の願望を全てを叶えてくれた素晴らしいレンズでした。

発売からもうすぐ3年となりますが、まだまだ大人気の理由が伺えます。

 

⇩今回使用した機材はコチラ⇩

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[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:23年05月07日 17時30分 ]

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