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【タイムズフォト】かんたん手作り、望遠鏡!

こんにちは! マップカメラEC営業グループの岡田です。

皆さまは、「日食」をご存じでしょうか。
2009年の夏に、皆既日食のニュースが大々的に報じられていましたので
ご存じの方もいらっしゃることでしょう。

日食というのは、太陽の手前に月が重なり、
太陽の一部、または全体を隠してしまう現象です。

その日食の中でも特別な「金環日食」が、今年の5月21日に日本で見られます。

皆さまご存じの通り、太陽というのは月と比べてはるかに大きな天体です。
しかしながら、太陽は月と比べてずっと遠くにありますので、
地球からの見かけ上の大きさは、どちらもあまり変わりません。
※地球と太陽の距離、地球と月の距離が変わることによって、
 太陽のほうが大きく見える時期と、月のほうが大きく見える時期があります。

金環日食と申しますのは、見かけ上の月の大きさが太陽より小さい時に、
太陽と月がほとんどピッタリ直線上に並ぶことで見られる、大変珍しい現象です。
ピッタリ重なっても太陽のフチが残る為、リング状に見えるのです。

日食は、地域が少し変わるだけで見え方が大きく変わってしまうので、
ほとんどベストな状態の金環日食が、
東京で見られるのは大変ラッキーなことです!

ちなみに、次に東京で金環日食が見られるのは「300年後」だそうです。
東京近辺にお住まいのお客様、これは見ない手はないですよ!

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ところで、話は変わりますが、皆様、望遠レンズはお持ちでしょうか。
最近ではコンパクトデジタルカメラでも超望遠が撮れるモデルがありますね。

もちろん、各社から発売されているカメラやレンズを使えば
大変きれいな写真が撮れることと思いますが、
今回は、敢えて望遠鏡(兼望遠レンズ)を自分で作ってみたいと思います。

望遠鏡と申しましても、作り方はとても簡単。
使うものといえば、100円均一で揃えたルーペと、大きめのダンボール。
これだけで、立派な(?)望遠鏡が作れます。

ルーペは、倍率が高めのものを2つと、低めのものを1つ。
小さいもののほうが倍率が高めになっていることが多いです。
お店で実際に覗いて、比べてみてください。

これは自宅にあったダンボールです。
これで鏡筒を作ることにします。

四角い筒状のものをふたつ、作ります。
太いほうの筒に、細いほうを差し込めるようにするので、それぞれ太さが違っています。

筒の太さは、取り付けるルーペの径を参考にしてください。

太いほうの筒を組み立てて、ルーペを取り付けました。
ここで取り付けるルーペは、倍率の低い(大きいほう)ものです。
取っ手は必要ないので切ってしまいました。

組み立ててから気が付いたのですが、筒の内側は黒く塗ったほうがいいと思います。
そうしないと、光が筒の中で反射して、見え方が白っぽくなってしまいます。
写真用レンズでいうところの「フレア」ですね。

太いほうはもう作ってしまったので、内側になる細いほうだけ黒く塗りました。

細いほうの筒には、倍率の高い(小さいほう)ルーペを2枚重ねて取り付けます。
先ほどと同じように、取っ手は外しています。

こちら側が覗くほう(接眼部)となります。

ルーペの倍率が高ければ1枚でも十分ですが、通常は2枚重ねで丁度いいと思います。
お手持ちのルーペによって調整してください。

細い筒も同じように組み立てて、出来上がった筒を向かい合わせで差し込めば、
望遠鏡の完成です!

筒を伸び縮みさせることでピント合わせができます。

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それでは、さっそく実際に覗いてみましょう。

望遠鏡を伸び縮みさせてピントを合わせると、このように像が逆さになって見えます。

実は、この望遠鏡は「ケプラー式望遠鏡」と言い、天体観測用によく使われている方式です。
星を見るには、上下が反転していてもあまり問題にならないのですが、
地上を見るにはちょっと見づらいかもしれません。

そして、この望遠鏡の接眼部(細い筒のほう)を外せば、
なんと、望遠レンズ代わりになります!

下に作例を載せていきます。

キレイに写っているほうはNikon AF-S DX 35mm F1.8G、
ぼんやり写っているほうは自作レンズで撮影したものです。
2枚1組で、どちらも同じ位置から撮影しています。



いかがでしょう。

収差がひどく、だいぶボンヤリしていますが、超望遠撮影ができています。
ちょっと大きいので持ち運びには不便ですが、トイカメラ風の写りも楽しい感じがします。

なお、最初に日食の話を致しましたが、ルーペや望遠鏡を通して直接太陽を見たり、
カメラで撮影することは絶対にしてはいけません。
失明や、カメラの故障につながります。

望遠鏡や写真用レンズを使って太陽を撮影する際には
遮光用の適切な絞りや減光フィルターを使う必要がありますが、
私から具体的な説明を申し上げることはできませんので、
今回の手作り望遠鏡で太陽の観察や、撮影をすることはお控えください。

とは申し上げましたものの、ちょうど自宅に減光フィルターがありましたので、
近日中に、撮影してみたいと思います。

また、次回の記事では、安全に日食を観察する方法をご紹介いたしますので、ご期待ください!

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[ Category:etc. | 掲載日時:12年04月19日 00時00分 ]
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