梅雨のこの時期、咲く花は少ないですが路地裏、道路沿い、公園で咲いて目立つ花、
紫陽花が近所にどれだけ種類があるかを取り上げたいと思います。
大きく分けて4分類になりますので分けて紹介します。
紫陽花(ガクアジサイ)は日本原産の花木で、世界的に栽培が広まったのは江戸時代末、シーボルト博士が持ち帰ってもの、
日本からわたったものを中国から持ち帰って1900年頃フランスで生育されたものが、セイヨウアジサイの始まりと言われてます。
これが改良され(手まり咲き)逆輸入されて人気を得ている、西洋アジサイとかハイドランジアと呼ばれてます。
ただ、手まり咲きのアジサイ(ホンアジサイ)は日本原産がある説もあります。
要するに、紫陽花は日本原産植物なのです。
最初は、このアジサイ。これまでのスタッフの写真にも出てきたアジサイです。
実っても種が出来ない装飾花が丸くボールのように集まって咲き、4枚の花弁にみえるのはがく片です。
この丸くなっている状態なので「手まり咲きアジサイ」とか日本国内自生するガクアジサイの品種で
「ホンアジサイ」と呼ばれてます。
シーボルト博士がオタクサと名付けられたのもこの品種です。土壌の酸度で色が変わるので「七変化」とか「七変草」とも呼ばれてます。
ホンアジサイ1
ホンアジサイ2
アナベル(正式名称:ハイドランジア・アルボレスケンス・アナベル)北アメリカ原産(私が判別しました。)西洋アジサイ
ガクアジサイです。ガクアジサイの中央に果実をつくる両性花とガクは額縁のように装飾花がつくことからこの名があります。
暖かい地域の海岸に自生している品種です。
金平糖(こんぺいとう)という名です。
ウズアジサイ、赤くなったものをオタフクアジサイと言います。最近では「ポップコーン」と呼ばれています。
花火と言う名前です。市場ではスミダノハナビで流通しています。
ヤマアジサイ、川沿いや林の中などに生えるアジサイです。ガクアジサイに似ていますが、葉っぱは長く薄めです。
大きくならないので園芸品種としても人気です。
藍姫 (私が判別しました。)
クレナイ 長野県で発見された品種です。影に咲いてましたが日の当たりが良いと真っ赤になります。 (私が判別しました。)
カシワバアジサイ、北アメリカ東部原産、葉は深く裂け葉っぱが柏の葉に似る為名付けられました。
柏の葉っぱに似てるでしょう。
大きさが、2メートルから3メートルくらいになります。このクラスは毎年、剪定作業が欠かせません。
スノーフレークと言う名前です。(私が判別しました。)
ハーモニーと言う名前です。(私が判別しました。)
近所で撮ったアジサイ達の写真を分類してみると、一通り揃っているのに驚きました。
来年の梅雨の雨の中、お花見役立てれば幸いです。
それから、春の花見はこちらを参考に
↓
【マイストックフォト】α77II 去年撮った近所の公園の桜たち
【参考文献】
日本のアジサイ図鑑川原田 邦彦 (著), 若林 芳樹 (著), 三上 常夫 (著)出版社: 柏書房
色と形で見わけ 散歩を楽しむ花図鑑小池安比古=監修 大地佳子=著 亀田龍吉=写真出版社: ナツメ社
持ち歩き! 花の事典970種 知りたい花の名前がわかる金田 初代 、 金田 洋一郎出版社: 西東社
梅雨の終わりの締めとして載せさせて頂きました。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。