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コンパクトフィルムカメラのすすめ

コンパクトフィルムカメラのすすめ

無類のコンパクトフィルムカメラ好きである私。

今回は、その中でもお気に入りの一台をご紹介したいと思います。

 

 

「京セラ SlimT」というコンパクトフィルムカメラです。

ざっとご紹介しますと、1992年発売、プログラムAEのみの全自動式カメラです。

同じく京セラが発売した名機「CONTAX T2」(1990年発売)の翌々年に発売され、CONTAX Tシリーズの廉価版という位置づけで開発されたそうです。

 

海外では「ヤシカ T4」という名で発売され、著名な写真家が使っていたり、

兄弟機として、上部に覗き窓が付いた「京セラ T PROOF」(1995年発売)がありました。

 

 

ポイントはなんといってもCarl Zeiss T* Tessar 35mm F3.5が搭載されていること。

 

 

上部はダイヤルなどがなくシンプルです。液晶の基盤がダメになりやすいようで、筆者のSlim Tもフィルムの枚数が表示されません…

 

 

ご覧の通り全くスリムではありません。ですが親指がフィットし、不思議と手に馴染む形をしています。

外装はプラスチックでチープな見た目です。まさに「羊の皮を被った狼」といったところでしょうか…

 

それでは、いくつか作例をお見せいたします。

まずはカラー。フィルムはKodak ColorPlus200を使用しました。

 

 

 

 

 

 

続いてモノクロ。Kodak TRI-X 400を使用しました。

 

 

 

 

 

 

出来上がった写真を見て驚きました。

さすがzeissといった写り。カラーは鮮やかな発色で、共にシャープな描写です。

発売当時の定価は38,000円だったそうですが、とてもコストパフォーマンスが高いと感じました。

 

デジタル全盛の時代に今更フィルム?と思うかもしれません。

たしかにデジタルと比べると手間がかかり、フィルム代や現像代といったお金もかかります。

しかしフィルムの写真には、フィルムでしか出せない色や空気感があると感じます。

あと何枚撮れるかといったことや、現像するまで写真の仕上がりが分からないハラハラとした感覚など

そういった要素も、デジタルでは味わえないフィルムの面白さです。

 

そんなフィルムの写真において、コンパクトフィルムカメラは

いつでも持ち歩けて、さっと取り出せるサイズ感、

撮りたいと思った瞬間にとにかくシャッターを押すだけという手軽さ、

時として一眼レフやレンジファインダーをも上回る写真を出すことがある

という独特の良さを持っていると感じます。

 

これからフィルムカメラをはじめてみたいという方はもちろん、昔持っていたという方も

デジタル全盛の今だからこそ、コンパクトフィルムカメラを使ってみてはいかがでしょうか。

 

 

【 京セラ SlimTを撮影した機材 】

・SONY (ソニー) α7RIII ボディ ILCE-7RM3

・SONY (ソニー) Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z

[ Category:etc. | 掲載日時:20年10月31日 12時00分 ]
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