最近暑いなと思っていた矢先、気づけば梅雨入り。
梅雨といえば湿気。湿気と言えばカビです。
この季節はカメラやレンズにとって大変危険な季節です。
しっかりと対策を取っていないと、こんなことになってしまうかも…!?
特にレンズのカビは危険です。
写真に影響があるだけでなく、
コーティングを浸食し、クリーニングに出しても跡が残ってしまう可能性もあります…。
そこで本日はマップカメラスタッフの防湿庫や梅雨対策を大公開!
マップカメラスタッフは一体どのような対策をし、どのような機材を使っているのでしょうか!
それでは早速見ていきましょう!
【スタッフFの場合】
私の場合は防湿庫を使っています。
三段目は主に中判や35mm判のフィルムカメラのスペース。
CONTAX RX、AX、STやCONTAX645とNew mamiya6が入っています。
二段目はレンズを入れていて、
リアキャップにどのレンズか分かるようにプラスチックテープで区別しています。
横たわっているのはCONTAX RTSIIです。その奥にLeica M6 TTL 0.85も眠っています。
そして一番下にはハーフカメラやコンパクトデジタルボディや露出計、ポラロイドを入れています。
minolta repoは特に気に入っているハーフ判カメラ。
前期型と後期型をそれぞれモノクロ・カラーフィルム専用にして使っています。
CONTAX Tvs DIGITALは渋い写りがグッドなカメラです。ライブビューもできて動画も撮れます。
あとはハーフ判のPEN-FTとNikon F3が一緒に入っています。
ポラロイドはSLR680というフラッシュ付きのもので、600フィルムを使用するものを使っています。
Minolta スポットメーターFやSekonic L-228なども
ほったらかしにしておくとレンズにカビやクモリなどが生えてしまうので、油断大敵。
防湿庫にいれるようにしています。防湿庫は東洋リビングの少し前の型を使っています。
フィルムボディが多いのでこの時期は油断なりません。
一度ほったらかしにしていたカメラがカビだらけになって以来、防湿庫を導入しました。
しかし、忙しさにかまけまたしてもほったらかしになっているレンズたちがちらほら…。
これを機にドライボックスを買い足そうと思います。
【スタッフIの場合】
写真歴30年以上のカメラ小僧で、いまだにフィルムカメラをメインに使っています。
学生の頃は高嶺の花だったカメラも、社会人になったら手の届く存在に。
そうやって手に入れたカメラ・レンズ達が、部屋中にゴロゴロと…
最初は、このあと登場するスタッフYのようにドライボックスに詰めていたのですが、気が付けばそのドライボックスも部屋中にゴロゴロと…
引っ越しを機に防湿庫の購入に踏み切りました。
東洋リビング オートクリーンドライ ED-120CATP2 ブラック
容積:116Lの中型機ですが、特徴は棚が引き出し式になっていること。
固定式の棚に比べ、耐荷重に不安がありましたが、棚1段につき12Kgまで搭載可能で、全く問題なし。
ライカや一眼レフ機の小振りな単焦点レンズを収納する際、固定式の棚だと奥の方まで入れることが出来ず、スペースに無駄が出来てしまいます。
その点、引き出し式なら棚一面に収めることが出来ます。
同じ理由で、背の低いレンズを一つの棚にまとめれば、棚の高さを低く設定しても取り出しが可能となり、棚の数を増やすことが出来ます。
通常、棚は4段なのですが、別売りの棚を2段買い足し、小さなレンズやアクセサリーの類を詰め込んでいます。
というわけで、本当は収納例の写真を掲載したかったのですが、あまりにゴチャゴチャとしてしまっていて、とてもお見せできる状態でありません。
くわえて全体の写真も、部屋の片隅に置いてあるため、どうしても他の家財道具が写ってしまったり、表ガラスに部屋の様子が写り込んでしまうため、妻の厳しい検閲に引っ掛かり、NGとなってしまいました。
引き出し式。 引けば引くほど出てきます…
通常は、40%前後を指しています。撮影のため、ちょっと扉を開けていたら、すぐにこんな値に… 怖いですね…
ほんの一部分の写真で、ご勘弁ください。
ただ、使い勝手は非常に良いです。
勿論、信頼性も高く、これからの時期も安心して収納できます。
「こんなことなら、もう一回り大きいのにしておけば、もっと入れられたのになぁ…」
妻ににらまれました…
【スタッフYの場合】
私の愛用品は、防湿庫がない人の強い味方!!
HAKUBA ドライボックス NEO(5.5L)です!
メーカーやジャンル毎に容器を分け積んでいます。
中身はこのように。
実際はもう少し詰めることができます。
防湿庫を置くスペースがなくても空いているスペースに置くことが出来、
継続的にカメラやレンズが増えていく人にもピッタリです!!
こちらのドライボックスは蓋に除湿剤を入れるスペースがあります。
スタッフYはHAKUBA カビストッパーという除湿剤を使用しています。カビストッパーはサイズ違いのジャンボもありますが、小さい方でなんとか蓋が閉まるくらいで、ジャンボでは蓋が閉まりません。
また、よく持ち歩く機材はHAKUBA ソフトドライボックス M オレンジに入れて持ち運んでいます。
(現在Mサイズのオレンジは販売終了です。)
こちらはカメラバッグがなくても、
バッグに入れるのも面倒になり、車移動の際はこのまま持って出かけるほど…。
一部が透明になっていて、
中はこのようになっています。
L字型のクッションがあり、そこにあるポケットに先ほどのカビストッパーを入れて使用しています。
耐衝撃性はそこまで強くないので、落下や衝突には注意が必要です。
Leica M-EにズミルックスM50mm F1.4を付け、ズミクロンM50mm F2 ズマリットL50mm F1.5がフード付きで入ります。
何故か50mmのレンズばかりが増えてしまいます…。
いかがでしたでしょうか。
十人十色の防湿庫事情!
次回はどのような防湿庫が出てくるのでしょう!中身も含めて気になります!
お楽しみに!