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私がカメラを始めたきっかけ Vol.11

今月はマップカメラスタッフが「カメラを始めたきっかけ」を振り返るブログを連載、今回は第11回です。
私がカメラを始めたきっかけは今から約6年前。
初めて購入したのは、写真用カメラではなく、SONYのレンズ交換式ビデオカメラ「Handycam NEX-VG900」が最初でした。

NEX-VG900

このカメラを手にしたのは私が大学生の時。
当時、芸大に通っていた私は大学の課題制作や自主制作映画を撮影する為にカメラを探していました。
映像業界ではCANON EOS 5D MarkII「EOS MOVIE」で一眼動画ブームを巻き起こしていた頃です。
元々、私の中で写真は一眼レフ、動画はビデオカメラで撮影するものだと思っていましたが、このカメラを持っていた友人に撮影した映像を見せて貰い、被写界深度の浅いシネマライクな映像に衝撃を受けたのを覚えています。
この「EOS MOVIE」に衝撃を受けたのが切っ掛けで、動画撮影用に一眼レフの購入を決意しました。

しかし、5D MarkIIは学生だった私には高嶺の花。
直ぐにでも欲しかったのですが購入する資金が無く、アルバイトをして購入資金を貯める事に──

それから約一年、5D Mark II購入の目処が立った頃に発表されたのが、SONYのHandycam NEX-VG900でした。
フルサイズ3兄弟として「α99」「NEX-VG900」「DSC-RX1」が同時に発表され、SONYがフルサイズに力を入れた時期でもあります。


“Eマウントフルサイズ”の衝撃

当時のSONYフルサイズはα900とα99のAマウントが主力でしたが、VG900はEマウントを採用。
勿論、Eマウント初のフルサイズボディなのでフルサイズ対応レンズが無く、同梱されていたLA-EA3を介してAマウントレンズを使用します。(ちなみに、α7が発売されたのがVG900が発売されてから約一年後の2013年)

ビデオカメラでありながらメカニカルシャッターを搭載するなど、一眼レフの機構を取り入れた唯一無二のデザインに惹かれ、5D Mark IIと悩んだ末、このカメラを購入しました。
レンズ選択の不便さはありましたが、一眼レフでの動画撮影は写真用に作られたボディの為、ホールド感や操作系で不便な点が多く、ビデオカメラとして発売されたVG900は非常に使い易かったです。

NEX-VG900ズームバー

特にシーソータイプのズームバーはスムーズにデジタルズームが使えて非常に便利でした。

NEX-VG900モード

写真モードに切り替えるとα99同様に2,400万画素の静止画記録、RAW画像記録にも対応しています。

現在、VG900の後継モデルの発売は残念ながらありませんが、SONYからは動画性能で一世を風靡したミラーレス機α7Sが発売されました。
私自身もVG900からa7Sへ乗り換え、log撮影機能を使ってグレーディングを楽しむなど、今ではすっかり映像撮影が趣味となりました。
もちろん、そのきっかけを作ってくれたのは初めて購入したカメラでも有り、学生時代の相棒であったVG900でした。




ご興味ご関心お持ちのお客様は是非、マップカメラ本館5Fへお立ち寄りください!

〓〓タイムズフォト〓〓

[ Category:SONY | 掲載日時:18年09月28日 11時00分 ]

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