【マップカメラ情報】【マップカメラ写真週間】モノクロ写真プリントを楽しむ
おじぃちゃん、おばぁちゃん、お父さん、お母さんの若かりし頃、
写真はみんなモノクロでした。
ちょっと古めかしいけど、カラーで育った私たちには新鮮ですよね。
そんなモノクロ写真を自分でプリントすると
写真の世界がもっと楽しくなります。
ということで今回はフィルムからのプリントについてです。
現像やプリントというと難しく聞こえるかもしれませんが
仕事や趣味でやられている方以外でも
学校やサークル活動で行っている方も多くいらっしゃいます。
「暗室」があるかというのが一番の課題ではあるのですが…
レンタルラボ等もありますので
是非チャレンジして頂きたいです。
フィルム現像はコチラでご紹介しています。
→モノクロフィルムの現像
モノクロフィルム専用引伸ばし機は今でも各メーカーより販売されています。
また今はレンタルラボもいたる所に出来ています。
機材がなくても気軽にモノクロプリントを楽しむ事が出来ます。
さて、プリントのやりかたを簡単ですがご紹介します。
まず、ネガを引き伸ばし機のネガキャリアに挟み込みます。
このとき、フィルムに指紋をつけない様に気をつけます。
希望の大きさになるように引き伸ばし機を上下させ、大きさとピントを合わせます。
撮った瞬間を再現できるように、おおい焼き、焼きこみといった
暗室独特の作業も自分の意思で行います。
印画紙はキャビネ、八切り、六切り、四切り、半紙、全紙という大きさがあります。
写真は四切りです。
印画紙に焼き付けて、
現像液に浸ける(現像が始まります)
↓
停止液に浸ける
↓
定着液に浸ける
↓
水洗(それぞれの液によって5分以上など時間が決まっています)
↓
自然乾燥させると、
出来上がりです!!
上の写真の暗室は我が家の押入れ暗室です♪
遮光や液温、換気に気をつければ押入れだって立派な暗室になります。
フィルムで撮った写真を自分の手で現像、プリントする。
世界で一枚だけのオリジナルです!!
自分の好みの印画紙を選んだり、覆い焼きをしたり、、
フィルムを現像・プリントすると、
写真の楽しみがまたひろがりますよ。
映画のワンシーンにあるような、
赤い暗室電球のもと印画紙を現像液に浸し
ゆらゆら揺らすと、ゆっくり像が浮かび上がってくる・・・。
そんな暗室プリントを是非体験してみて下さい。