【マップカメラ情報】【マップカメラ写真週間】~センサーサイズと画質の関係~
6月1日は写真の日。
日替わりでブログを更新しております。
今朝、掲載しました『フィルムサイズと画質の関係』はもうご覧いただけましたでしょうか?
フィルムサイズが変われば画質が変わる!!
ざっくり言うとそういうことを朝のブログではご紹介しました。
まだご覧になっていない方は、是非ご覧ください。⇒こちら
……が、今や一家に一台あると言っても過言ではないデジタルカメラはどうなのかしら?
と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ということで、今度はデジタルカメラの撮像素子の大きさと画質の関係を考えてみましょう。
今、さらっと『撮像素子』という言葉を使いましたが、これはフィルムカメラで言うところのフィルムの役割を担うものです。
つまり、デジタルカメラで写真を撮るために一番大事な部分ということです。
撮像素子はイメージセンサーとも言われ、CCDやCMOSというのはこのセンサーのことをさしています。
さて、今日の話で一番大事なところは、画質です。
撮像素子の大きさと画質はどう関係するのか……
撮像素子サイズが変われば画質が変わる!
一言で言うならば、こうなります。
(誤解のないよう付け加えますと、今回の説明は単純に撮像素子のサイズだけを比較しています。画素数や画像処理エンジンなどは考慮していませんので、ご了承ください。)
では、自分が使っているカメラの撮像素子のサイズはいったいどのくらいの大きさなの?というのが気になってきますよね。
撮像素子サイズの比較表を作ってみました。
クリックすると拡大します。
※1号店3階入ってすぐ右のSONY α900の横にあります。原寸大も記載しています。
ご自身で使っているカメラの撮像素子サイズはお分かりになりましたか?
例えば1号店3階では
・フルサイズ機 ⇒ SONY α900
・APS-C機 ⇒ PENTAX K-5、SONY NEX-5 / α55 などがあります。
ここからは少し、詳しくお話しをしていきましょう。
写真というのはフィルムカメラでもデジタルカメラでもカメラの中に光を取り込み、その光をフィルムや撮像素子に当てて画像を得ています。
つまり光をたくさん受けられれば、写真にするための情報量が多くなるので高画質の画像を作り出すことができます。
その「情報量」という部分をわかりやすく例えてみますと・・・
大きなフィルム(撮像素子)サイズ=大きなコップ
小さなフィルム(撮像素子)サイズ=小さなコップ
コップが大きければ大きいほど、多くの水をためることが出来ますよね?
この中にたまった水の量=情報量ということになります。
ただ、だからと言って全ての人に大量の水が必要というわけではなく・・・
たくさん飲みたい人=大きいサイズの超高画質の画像が必要な人
少しだけ飲みたい人=普通サイズ以下の高画質の画像が必要な人
撮像素子サイズが大きいカメラは価格も高いです。
カメラそのもののサイズも大きいです。
それでもご紹介したのは、せっかくカメラを買うのであれば、撮像素子のサイズも選ぶ際の材料にしていただきたいからです。
どんな写真を撮るのか、撮った後にどうするのか、それによっても変わると思います。
どんな写真でも細部まで綺麗に写るほうがいいですが、特に風景写真を撮る場合などはこだわりたいですよね。
それからポートレート。
やはり肌や髪の質感などが分かる写真は、それだけで魅力的です。
そして、撮った後にどうするかというのは重要なポイントです。
・ブログに載せる
・年賀状やカレンダーにする
・お部屋に飾る
・コンテストに応募する
・写真展を開く
などなど、いろんな活用方法がありますよね。
ブログに載せるということであれば、小さい撮像素子サイズのカメラでも十分です。
コンパクトデジタルカメラで撮った写真でも、携帯電話で撮った写真でも、綺麗なものばかりですよね。
ポスターのように大きくプリントしたりするならば、やはり大きな撮像素子サイズのカメラがオススメです。
手のひらサイズの写真では分からなかった細かい部分が大きく見えるようになるのですから、やはり情報量が多いほうが良いでしょう。
長々と難しい話しをしてしまいましたが、あまり難しく考えずにカメラを手にとってください。
そして、写真を撮ることを楽しんでください!
迷ったとき、困ったときはぜひ私たちにご相談ください。
理想の写真を撮るために、全力でお手伝いします!