【マップカメラ情報】【マップカメラ写真週間】~フィルムサイズと画質の関係~
6月1日は「写真の日」!!
ご存知でしたか!?
カメラとか写真が趣味だったり仕事だったりする方はご存知でしょうか。
ご存知じゃなかった方は是非覚えてください。毎年やってきますから。
・・・っていうことで1号店3階より何か・・・考えてみました。
フィルムカメラって使用されていますか?
または使用されたことありますか?
ご存知の方は多いと思いますが、フィルムにはいろんな種類があります。
ネガフィルム、ポジフィルム、カラー、モノクロ、他にも・・・
そしてサイズにも種類があります。
最もポピュラーな35mmフィルム以外にブローニーフィルムや、他にも・・・
その中で特に今回お話したいのがブローニーフィルムです。
120と220とあって、長さが220は120の2倍なので2倍の枚数が撮れます。
でも一般的なのは120の方なので「220って?」っていう方も多いのでは。
そのブローニーフィルムを使用するカメラが中判カメラなんですけど・・・
これまたいろいろあって、1号店3階にはPENTAXの645や67が並んでます。
中判カメラの特徴はカメラによってフォーマットが違うところです。
フォーマットというのは画面サイズのことなんですけど・・・
6cm×4.5cmとか6cm×6cmとか6cm×7cmとか6cm×9cmとか、他にも・・・
それによってフィルム1本で撮れる枚数も違います。
それによってレンズの焦点距離による画角も違うんです。
よく「35mm換算で何mm?」っていうのを耳にされると思います。
たとえば「ロクナナの90mmって35mm判だと何mmに相当するの?」とか。
そのあたり知りたい方ってたくさんいらっしゃると思いますので・・・
120フィルム1本での撮影可能枚数と35mm換算方法をご覧ください。
6cm×4.5cm(ロクヨンゴ)カメラにより15枚または16枚 約0.62倍
6cm×6cm(ロクロク)12枚 約0.55倍
6cm×7cm(ロクナナ)10枚 約0.49倍
6cm×9cm(ロクキュー)8枚 約0.43倍
たとえばロクナナの90mmだと90×0.49なので約44mmということですね。
次に、1コマ分のフィルムサイズを見てみましょう。
このようなものを作りました。
実物はA4サイズで、1号店3階のPENTAX中判カメラのところにあります。
クリックで拡大します。
黄色い部分がブローニー判で、オレンジ色の部分が35mm判です。
面積を比較すると、それぞれすっごく違いますよね。
その違いが、写真にしたときの画質の違いになってくるんです。
拡大率が低ければ低いほど粒子が細かい写真になるんです。
なので、大きく伸ばすと本当によくわかります。
さあ、いかがでしょうか?
そんな中判カメラで超高画質な作品を残してみませんか?
「今」はシャッターを押した瞬間に「想い出」に変わります。
今、目の前にあるものが、シャッターを押した瞬間に作品に変わります。
それを、少しでも美しいものにしたいと思いませんか?
「写真の日」をきっかけに、そんなことを考えてみませんか?
現在、デジタルカメラが素晴しいのは言うまでもないと思います。
そこをあえて、フィルムカメラに興味を持ってみませんか?
フィルムって本当にいろいろなんです。
後ろ左 35mmフィルム 後ろ右 110フィルム(ポケットサイズ)絶版
前左 ブローニーフィルム 前右 126フィルム(インスタマチック)絶版
(個人所有の物です)
左側ブローニーフィルム 右側35mmフィルム
左側ブローニーフィルム 右側35mmフィルム
上 6×7
下 645
上 6×7
下 35mm
上 645
下 35mm
なんか面白そうじゃないですか?
きっと楽しめますよ。