「どのレンズを選べばいいかわからない…」
そんなお客様の声をよく聞きます。
このブログでは、同じテーマを違うレンズで撮影したらどのような違いが出るのか、1つテーマを設けて比較。
カメラとレンズを組み合わせておすすめセットとしてご提案いたします。
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11月のテーマは「秋旅のお供に高倍率ズームレンズ」
秋が深まり、足を延ばしてお出かけしたくなる季節。
1本のレンズだけを持って身軽に、そして、色々な画角で思い出を綺麗に残したい。
このブログが、お好みの高倍率ズームレンズを見つける1つのきっかけになれば幸いです。
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今回の撮影では、ISO200、WBはオート、F値開放でそれぞれ広角側・望遠側で1枚ずつ。
さらにISOとWBの設定はそのままに「秋らしい」1枚を撮影してきました。
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Nikon担当スタッフがおすすめするカメラはZ6II+ NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VRです。
NikonZ6Ⅱは肩液晶があるため設定の確認を素早く行えます。さらにSDカードとCFexpressカード TypeBのダブルスロットのため、旅行の思い出のデータが飛んでしまうリスクが軽減でき、動画撮影の保存にも適しています。
おすすめの24-200mm F4-6.3のレンズは幅広い画角をカバーしながらも570gの軽さで持ち運びに最適です。
綺麗に思い出を残したいけれども荷物もコンパクトにしたい旅行におすすめのレンズです。
24mmF4で撮影しました。
黒がしっとりと映えるため、少し暗めの写真がNikonは得意ではないかと思います。
生い茂る葉の隅々まで細かい描写が出来ています。
次は、200mmF6.3で撮影しました。池の岸から羽繕いしていたカモを狙います。
遠くにピントを合わせましたが、タッチAFで狙いを瞬時に定めることができました。
望遠にしてもピントを合わせたカモは立体的に描写され、周辺部もきっちり写すことが出来ました。
50mmF5.6にして撮影しました。
少し明るめに撮影しても、しっかりとした描写力は健在です。
目で見た時のそのままの色彩をニュートラルに写真に収めたい方におすすめのセットです。
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PENTAX担当スタッフがおすすめするボディとレンズは、K-3 Mark III+DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDMです。
PENTAX K-3 MarkIIIは、小型堅牢ボディながら高性能ファインダーで撮影に没入することができます。
5軸・5.5段の手ブレ補正機構「SR II」を搭載していて、撮影をサポートしてくれます。
まずは広角側18mmで撮影した写真です。
開放F値のF3.5で撮影しているため少し周辺減光が見られます。
望遠側の270mmF6.3で撮影した写真です。
すすきの細長い葉をしっかり写しています。
1本で広角から望遠まで幅広くカバーできるレンズなので、旅行の時など荷物を少なくしたいシチュエーションにおすすめです。
こちらの写真は88mmF5.6で撮影いたしました。
紅葉と青空のコントラストを美しく描写しています。
PENTAXの色味は、鮮やかな色調が好みの方におすすめです。
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SONY担当スタッフがおすすめするボディとレンズはSONYα7IIIとTAMRON 28-200mm F2.8-5.6 DiIII RXD/Model A071SFです。
SONY Eマウント用のおすすめ高倍率ズームレンズはTAMRON 28-200mm F2.8-5.6 。長さ117mm質量575gと携帯性は抜群、ワイド端28mmは世界初の開放F2.8を実現しています。【現行のレンズ交換式高倍率ズームレンズ(ズーム比7倍以上)において。(2020年5月現在。タムロン調べ)】
合わせるボディはどんなシーンにも万能なベーシックモデルα7IIIです。
広い景色はもちろん、気軽なスナップ写真にも使い勝手の良い画角です。
無理のない28mmという焦点距離のため、歪みも少なく、F2.8という明るさを成功しています。
日中の撮影から星空の撮影までこれ1本でカバーできます。
望遠側200mmF5.6での撮影となります。
ボケ感を含め全体的にTAMRONらしい柔らかな印象で、500㎖ペットボトルほどの軽さで200mmの焦点距離を楽しめるのは本レンズの強みだと言えます。
広角側の最短撮影距離が19mmと、かなり寄ることができます。
旅先では食事なども大きな楽しみのひとつ。コンパクトさもクリアしているため、テーブルフォトを撮るのにもピッタリです。
つけっぱなしにしても苦ではない、どこにでも連れて行きたい高倍率ズームレンズです。
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OLYMPUS担当スタッフがおすすめするボディとレンズは、OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 です。
2019年に発売されたOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
35mm判換算で24‐400mm相当となり、他のメーカーにあまりない珍しい高倍率ズームレンズです。
紅葉の全体を写したり、望遠で切り取ってダイナミックに写してみたり、紅葉のシーズンにピッタリなレンズではないかと期待して近くの公園へ。
まずは、広角側の12mm、F3.8で撮影した写真です。
木々を撮影すると葉の1枚1枚に立体感があります。また、オリンパスブルーという言葉があるようにオリンパスで空を撮ると鮮やかなブルーで写し出してくれます。
こちらは望遠側の200mmのF6.3で撮影しました。
高倍率ズームと聞くと望遠側の解像力に不安がありましたが、35mm判換算の400mm高倍率ズームでありながら高い解像力で正直驚きました。
また、OM-1の強い手ぶれ補正機構のおかげで望遠側も難なく撮ることができました。
赤色とオレンジ色などの暖色の発色も素晴らしいです。
最後は、200mmで撮影をしました。望遠側の最短撮影距離はレンズ先端から50cmです。望遠マクロとしても使用できるのもポイントです。しっかり葉脈など繊細な部分も写してくれました。
とっても便利な高倍率ズームレンズ。さらに広角側、望遠側の解像力に驚かされました。
ハイスペックな便利ズームの1本です。
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いかがでしょうか。
おでかけに1本あれば便利な高倍率ズームレンズ。
今回のブログで気になる1本が見つかれば幸いです。
ご紹介したボディとレンズの組み合わせは、マップカメラの「カメラ・アラカルト」からもお買い求めできます。是非ご覧ください!