【メーカー比較】食欲の秋!テーブルフォトおすすめセット
CanonLeicaNikonNikon Z MountSONYα7Cα9III 120コマ/秒対応エントリーモデルスタッフおすすめ機材ズームレンズを楽しむマクロ撮影メーカー比較単焦点を楽しむ
「どのカメラを選べばいいかわからない…」
そんなお客様の声をよく聞きます。
このブログでは、同じテーマを違うカメラで撮影したらどのような違いが出るのか、毎月1つテーマを設けて比較。
各メーカーの担当スタッフがカメラとレンズを組み合わせておすすめセットとしてご提案致します。
11月のテーマは「食欲の秋!テーブルフォトセット」
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ライカ担当スタッフがおすすめするカメラとレンズは
Leica CL と Leica バリオ・エルマー TL18-56mm F3.5-5.6 ASPH.です。
CLを選んだ理由は、コンパクトなサイズ感で持ち運びしやすいこと。
おしゃれなカフェやおいしいごはんを食べに行くことが主役の時にあまり大きなカメラは持ち運びたくないものです。
CLは両手にすっぽり収まるサイズで持ち運びに最適です。
もちろん、サイズ感だけがオススメの理由ではありません。
静かなカフェでは、ほぼ無音で撮影ができる電子シャッターへの切り替えがおすすめです。
レンズはTL18-56mmです。広角から中望遠までカバーし、
テーブルフォトを撮った帰りにスナップ撮影も楽しめます。
さっそく、実際に撮った写真をご覧になっていただければと思います。
Leicaといえば、「Leicaにしか出せない色」です。
柔らかく、穏やかな色です。F8まで絞っても決して固くなりすぎず、柔らかな写りを維持しています。
中間色の階調も豊かで、パステルカラーのスイーツとの相性も抜群です。
また、この近さまで撮影することが可能です。
真上からコーヒーと一緒に。
質感描写が美しく、ミントのぱっきりとした写りとクリームのふんわりとした描写、
お皿とコーヒー、スプーンの光沢の描き分けが見事です。
穏やかで楽しい、カフェでのひととき。その雰囲気まで閉じ込めてしまえるカメラとレンズです。
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SONY 担当スタッフがおすすめするカメラとレンズは SONY α7CとSONY FE35mmF1.8です。
発売当初から根強い人気のあるSONY α7C。動画撮影の用途で選ばれることも多い本機ですが、もちろんスチル撮影にも大活躍の1台です。 APS-C並のコンパクトさながらも、フルサイズセンサー搭載。 外出先での気軽な食事の撮影から、宣材写真のような本格的な料理の撮影もα7Cなら間違いありません。
そしてレンズはSONY FE35mm F1.8。 SONY Eマウント用レンズでいえば、焦点距離35mmのレンズは純正からサードパーティ製までかなり種類が豊富です。 そんな中で、軽さ・明るさ・最短撮影距離の面から総合してSONY FE35mmF1.8をお勧めいたします。
重い…、もう少しぼかしたい…、近寄りたい…、そんなもやもやした不満をお持ちではないでしょうか?
本レンズは質量約280g、F1.8、最短撮影距離22㎝と、スペックも申し分なく、バランスよく満たしてくれる1本です。
今にも触れられそうな立体感に重厚感。
2400万画素のボディに無印のレンズでもこの解像感は、まさにSONYの機材が選ばれる所以といえるのではないでしょうか。
メインのスイーツを際立たせようとクロップしてみましたが、解像感はバッチリ。
そんな用途もSONYの得意分野です。
目で見た記憶よりも鮮明に料理の質感を表してくれる、そんな写りが好みの方におすすめです。
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Nikon担当スタッフがおすすめするカメラとレンズは
Nikon Z50とNIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VRです。
カフェの中では大きいカメラを構えるのに少し抵抗がある方もいらっしゃると思います。
Z50はコンパクトなのでカフェに行くときも持ち出しやすいところが推しポイントです。小さいボディではありますが、ホールド感抜群のグリップと手振れ補正付きのレンズで暗い店内であっても手持ち撮影が可能です。
最短撮影距離も20cm(焦点距離24mmの場合)と短いので被写体に寄った撮影もできます。
また、16mmから50mmの焦点距離なのでテーブルフォトはもちろん、お店の外観や内装まで写真として思い出に残せるのも好きなところです。
担当のメーカーというところもありますが、見たままの発色をしてくれるのでテーブルフォトを撮る際はよくNikonを使用します。
アップルパイの焦げ目が香ばしい匂いを想像させる一枚です。
同僚に頼んで食べる直前のシーンを撮影しました。自然な発色でチーズケーキそのものの色を表現しています。
他のメーカーと比べると黄色がハッキリと発色しています。
被写体の色味を自然に再現したい方におすすめです。
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Canon担当スタッフがおすすめするカメラとレンズは
Canon EOS RPとCanon RF35mm F1.8 マクロ IS STM です。
ミラーレスフルサイズのEOS Rシステムの中でも非常にコンパクトなEOS RP。そして、ボディ内で撮った写真を編集できるのがポイントです。ただ撮るだけではなく、自分好みに編集できる点もオススメしたい理由の一つです。また操作しやすいため、すぐにお使い頂けます。
今回は、レンズはRF35mmF1.8 マクロを使用しました。最短撮影距離は17㎝とマクロ撮影が可能です。もちろんスナップ写真を撮ることも可能なので、これ1本で様々なニーズを満たしてくれます。
デザートの色合いやお皿の色合いを見ていただけるとメーカーに色の出方の違いを発見できると思います。Canonははっきりした色合いではなく、少しふんわりした色合いに感じられます。特にチーズケーキの色の出方がそれぞれメーカーによって変わるのが印象的です。
本格的にテーブルフォトに挑戦してみたいけど、お手頃な価格でミラーレスフルサイズを検討している方やCanonの色の出方が好きという方であれば、Canon EOS RPをおすすめします。
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同じ時間に同じ場所で同じものを。
撮り比べてみれば選んだカメラやレンズによって個性は様々。
私たちが比較してみてそれぞれの良さを発見できたように、皆様も自分好みのカメラとレンズを見つけることができたら幸いです。
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