【増税前にデビュー】とある50R 中望遠デビュー編
茹だるような暑さが続いております。
写真を撮りに出掛けた際、まだまだ小休憩は欠かせません。
涼しく冷えた喫茶店で、撮影した写真を眺めながら、過ごすひと時は心地のいいものです。
さて、今回は増税前ということで、今までなかなか手が出なかったレンズ、GF120mm F4 R LM OIS WR Macroをチョイスし、写真を撮りに出掛けました。
今回は“マクロレンズ”としての運用ではなく、“120mm(35mm判換算約95mm)”という中望遠域の焦点距離を活かした運用を試みました。
なんと言ってもこのレンズ、
R(絞りリング)、LM(リニアモーター)、OIS(光学式手ブレ補正機構)、WR(防塵・防滴)付きのマクロレンズとなっており、
機能を盛り込みに盛り込んだ素晴らしいレンズなのです。
はやる気持ちを抑え、写真に参ります。
まずは絞り開放で。
ふわりとした柔らかいボケ、階調の良さが際立ちます。
ピントが合っている面の解像感が素敵なレンズです。
金属や石の質感、陰影の表現に心を打たれました。
すぐそこにあるのではないか、そう思ってしまうような立体感です。
タクシーのつやつやとした車体が心を躍らせます。
トンネルなどの薄暗い場所でも迷い無くピントを合わせてくれます。
フォーカスリミッターのスイッチも非常に手軽で使いやすくなっています。
前回のとある50R
に引き続き、フィルムシミュレーションのACROSに嵌っております。
もうしばらくお付き合いくださいませ。
少し引いて建物などを撮影してみました。
非常にシャープで、繊細に写ります。
雑踏の中で、心惹かれたものに焦点を当てる、
そんな時にピッタリのレンズです。
フィルムシミュレーション、クラシッククロームのこってりとした色味は時折恋しくなります。
さて、65:24のパノラマ、
このフォーマットはどんな画角のレンズで使用しても楽しむことができ、さながら映画のような、非日常を味わえます。
今回はGFX50Rと共に、GF120mm F4 R LM OIS WR Macroデビューを果たしました。
持ち運びに苦にならない大きさ、頼もしい鏡筒、所有欲を満たしてくれる素晴らしいレンズでありました。
これから少しずつ涼しくなる見込みではありますが、
ぜひ小休憩を挟みながら、写真撮影をお楽しみくださいませ。