【増税前にデビュー】スーパーマクロレンズの世界
今回は、スーパーマクロレンズにデビューしてみました。
上の写真は皆さんも日頃から目にしている「ある物」をクローズアップして撮影したものです。
何を撮影したものか分かりますでしょうか。
その「ある物」とは、ボールペン(0.5mm)です。
比較用に等倍撮影が可能なフルサイズ対応、標準マクロレンズで撮影してみます。
SONY α7III + SONY FE 50mm F2.8 Macro
次は今回の撮影に使用する最大倍率4.5:1のマクロレンズ
中一光学 「FREEWALKER 20mm F2 SUPER MACRO 4-4.5:1」(最短撮影距離は約0.12m)での撮影です。
ちなみに、マクロ専用のため無限遠撮影には対応していません
※更に接写撮影を可能にするためCommliteのエクステンションチューブ(10mm/16mm)を付けて撮影してみました。
通常のマクロ撮影と異なり、被写体・カメラ側の少しの動きがブレに繋がってしまうためピント合わせはよりシビアとなりました。
先程と同じボールペンの先端を正面から撮影してみました。
SONY α7III + FREEWALKER 20mm F2 SUPER MACRO/Commliteエクステンションチューブ
撮影してみるとボールの先端がミラーボールの様になっており、周辺の環境が写り込んでいるのが分かります。
肉眼では目を凝らしてもボール部分に周辺環境が写り込んでいるかは分かりません。
折角なのでAPS-CサイズのSONY α6400でも撮影してみました。
SONY α6400 + FREEWALKER 20mm F2 SUPER MACRO/Commliteエクステンションチューブ
4K撮影を行い、映像の一部をクロップしています。
撮影中は映り込みが分かり易いよう、ペン先に向けて手を振ってみました。
私の手がボールに映っているのが分かりますでしょうか。
ペン先をまじまじと見たことは今までありませんでしたが、スーパーマクロならではの面白い映像となりました。
Q:さて、次の写真は何を撮影したものでしょうか。
SONY α7III + FREEWALKER 20mm F2 SUPER MACRO/Commliteエクステンションチューブ
すぐに分かった方も多いのではないでしょうか。答えは・・・
A:液晶モニター
光の3原色 RGB(赤,緑,青)を1セットとして一つの画素を構成しています。マクロ撮影する事でモニターの仕組みがよく分かります。
ブラウン管や有機ELはどのように映るのか、興味がわいてきました。
スーパーマクロでの撮影は普段、身近にある被写体を違った角度から見る事ができるので非常に面白いです。
撮影者の探究心をくすぐるオススメの一本です。
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