ライカスクリューマウント(L39)の標準レンズHEXAR 50mmF3.5を紹介します。
このレンズは、小西六写真工業(後のコニカ)が1955年に製造したレンズです。
レオタックスやニッカなど数社の国産L39カメラとともに販売されていました。
小西六には、L39マウントのカメラはありませんでした。
エルマー50mmF3.5とほぼ同じ大きさです(2mmほど長い)。
ご覧のように絞り環があるので、絞りを変えるときに
エルマーのように前から覗き込む必要が無く、使いやくなっています。
先端は36mm径ですので、ライカのA36のフィルターやフードが使用できます。
M/L変換リング取付け時のマウント面からレンズ後端までは、約11mmでした(SUPER AVGULON 21mmは、約20mm)。
Leica M(Typ240)に装着して、沈胴可能でした。
↑クリックすると大きく表示されます。
Leica M(Typ240)で撮影して見ました。
F5.6 1/4000秒 ISO200
若干周辺光量不足ですが、秋空の深さを強調しています。
F5.6 1/500秒 ISO200
緑から赤へ、紅葉の始まりを感じさせる色合いです。
F3.5 1/2000秒 ISO200
絞り開放で撮影。F3.5ですから大きなボケにはなりませんでした。
F3.5 1/1000秒 ISO200
背景によっては、ボケがうるさく感じますが、ピント面はシャープに写し出しています。
F3.5 1/1500秒 ISO200
鮮やかな発色で、絞り開放からコントラストがあるところなど
60年以上前のレンズとは思えない写りには驚きました!
お散歩写真、ブラパチに最適です。
綺麗なクロームメッキの精密感あふれる小さなレンズは、コレクションしたくなる可愛さです。
コンパクトな50mmオールド標準レンズをお探しなら、オススメの1本です!
|
↓L39スクリューマウントレンズ を Mマウントカメラで使う↓