【新元号令和、平成を振り返る】平成最後の桜とともに平成のカメラの進化を振り返る
ここ数年、桜の咲く時期はなぜか多忙なことが多く、
「今年は桜の写真は1枚も撮らなかった」という年も多くありました。
今年の春は、「平成最後」という、少し格別な思いがあるせいか、
桜の写真を撮る機会をいつもより持つことができました。
筆者は、昭和の終わり、高校生の頃に写真を撮り始めました。
当時、フイルムカメラ(キヤノン A-1)で、1枚1枚、丁寧に撮っていたことを思い出します。
そんな中、平成のカメラの歴史について思いをめぐらしていて、
あることに気がつきました。
それは、言葉にするとちょっとエラそうですが、
「カメラは平成の30年間、10年代ごとに周期的に大変革を繰り返して来た」
ということです。
もう少し詳しく説明しますと、
【平成1桁年代=オートフォーカス(フイルム)一眼レフ】
【平成10年代=デジタル一眼レフ】
【平成20年代=フルサイズ一眼レフとミラーレス一眼】
【平成30年代(令和1桁年代)=フルサイズミラーレス】
どの年代も、その年代の初めころか、その少し前に、
先駆的なカメラ(それぞれ、ミノルタα7000、ニコン D1、キヤノン EOS 5D、
パナソニック DMC-G1、ソニー α7等がそれにあたります)が先に登場し、
その年代の初め頃、他社も参入し始め、製品が出揃って新潮流となっていく。
細かく見ていくと多少の誤差がありますが、だいたいこのように言えるかと思います。
この春、フルサイズミラーレスカメラが各社から出揃いました。
令和の時代にカメラはどう進化していくのか、非常に楽しみです。
もちろん、フルサイズミラーレス以外のカメラ、
一眼レフ、APS-Cフォーマットやマイクロフォーサーズカメラ、
それ以外のカメラも魅力は色褪せません。新製品も多く登場することでしょう。
選択肢が増えることは大変嬉しいことです。
大いに悩みながらフォトライフを楽しみたいものです。
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