【本館地下1階】 Leica M6 Partner-Aktion Deutschland 1996
本館B1階からこんにちは。
先日の記事では、ドイツが東西に分断されていた時代に製造された、
珍しい刻印のハッセルブラッド用交換レンズをご紹介しましたが・・・
今回はライカから、東西ドイツが統合されたことを記念したモデル。
「Leica M6 Partner-Aktion Deutschland 1996」
トップカバーにご注目ください。
ドイツを東西に隔てていたベルリンの壁が無くなり、統合されたドイツの姿が刻印されています。
16の州それぞれの境界線まで細かく描かれています。
せっかくなので、どこがどこにあたるのか調べてみました。
うーん・・・勉強になります。・・・ブレーメンはここだったのか・・・。
実際の地図と見比べて見ましたが、かなりディティールも正確です。
さて、このM6なのですが、記念モデルとしてはハッキリとした情報が無い、
少々ミステリアスなモデルです。
「Partner-Aktion Deutschland 1996」
綴りはドイツ語表記なので、Aktion=Actionです。
つまり、「パートナーアクション ドイチュラント 1996」
東西ドイツの統合を意味する事は間違いなさそうです。
1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊し、それから7年。
1996年という年がなんの節目か判然としませんが、
“Partner-Aktion”モデルは、1996年にM6が500台、
同じくライカの一眼レフであるR7で500台生産されたとされています。
しかし、共に特別なシリアルナンバーが与えられる事無く、本体のアクセサリーシューにも、限定数の刻印もありません。
一説によると、ライカ社内で販売されたり、代理店や顧客向けの見本という役割も担っていたとかいないとか・・・。
さてさて、トップカバーを眺めながらドイツの地理まで勉強できるこのM6.
距離計調整、ファインダー清掃、巻上シャッタースピード調整済みです。
ちょっと珍しいライカをガンガン実用してみませんか?
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