【24人の24mm】初めてのAマウント『Distagon T* 24mm F2 ZA SSM』
初めてのAマウント『Distagon T* 24mm F2 ZA SSM』
ここは、アメリカ・ニューヨーク港内、「リバティー島」・・・。ではなく、「お台場海浜公園」。
夏の陽射しの中、友人と一緒にドローンのテストフライトに来ました。
天候は晴れ、肌が痛さを感じるような日差しで、暑い夏の到来を予感させるような1日でした。
24mmの広角で浜辺、海、大空をいっぱいに入れ込むアングルに。浜辺には潮干狩りをする人、波打ち際で遊ぶ親子、カヤックを楽しむ人と、皆さんそれぞれの海を満喫しています。
小型ドローンなので飛行許可が必要なく、周囲に気を付けていれば広い場所で飛行が可能です。友人のデモ飛行を写真に収め つつ、自分も操縦させてもらいました。子供の頃、ラジコンカーを公園で走らせていた記憶が甦る様な体験です。
ただ、ラジコンカーと異なるのは縦軸。上昇と下降があることです。操作軸が一つ増えるだけで難しさがかなり増します。
今回使用した『Distagon T* 24mm F2 ZA SSM』は最短撮影距離が0.19mなので被写体にグッと寄って、開放でぼかしてみました。周辺減光が少し気になりますが、中央の解像感はなかなかです。
滞空してる状態のドローン。絞り値f/3.2のボケ味です。
広角レンズのワイドな画角の中で、「ポン」と被写体を置き、背景をボケさせる。滞空しているとはいえ動き回るドローンを単焦点で追いかけるのは実に面白かったです。α99ⅡのAF追従力の高さを実感しました。
最高高度は10mほど。
この高さからフワッと上昇していくドローンを眺めていると、普段は体感できない「高さ」を感じます。
「もし、自分が飛べたとしたら」そんな想像をさせてくれる体験でした。
あまりの陽射しの強さに一時退散。日陰のベンチを発見しました。
ツアイスらしい色乗りの良い赤。開放f/2で奥行き感も出しつつ、浅い深度を楽しみました。
「海上バスのりば」の屋根は「真っ白」、直下の日陰はアンダー。コントラスト比が厳しいところですが、35mmフルサイズ 裏面照射型の有効約4240万画素「Exmor R(エクスモア アール)」CMOSセンサーの広いダイナミックレンジが豊かに表現してくれます。
最後に波打ち際まで行って今年初の海水浴!(手のひらだけ)を堪能しました。
開放で狙うと周辺のボケ感が若干気にはなりますが、水面と砂利の一部に浅い深度を置いての撮影も悪くないと感じます。
普段はα7Ⅱを使用していますが、今回の24mm企画を聞いた時に「せっかくだからAマウントボディを使ってみよう」と思 い立ち、今回のレンズとボディの組み合わせに至りました。
α7シリーズと比べると、確かに「重い」・「大きい」とネガティブイメージが付きまといますが、使用してみると逆に大柄なボディがし っかりとしたホールド感につながり、適度な重さが安定性を生むのだと感じます。重さの感じ方や考えは人それぞれ異なると思います が、私自身は重いカメラも好きだと実感しました。
使用したレンズは最短撮影距離0.19mで寄ってぼかすもよし、引いてワイドにするもよしで気持ちよく写真が撮れました。画 のバリエーションも単焦点1本ですが様々に出せたと思います。
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