【Canon】デスクトップの前で思い出す、ロードスターと御前崎
家に籠っていると、平時はあれほどたくさんたまっていた「やること」が意外と簡単に無くなってしまいます。
掃除洗濯、アイロンその他…。どれも1日もあれば終わってしまうのです。
こんな時はせっかくなので、特売のお茶でも飲みながら昔の大冒険を思い出してみるのも良いかもしれません。
そんなことを考えながらデスクトップPCを起動し、フォルダをあさっていると、懐かしい写真が出てきました。
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時は2019年4月。様々な出来事が重なり、かねてよりの夢だったオープンカーを借りてドライブすることにしました。
その時の旅のお供はROADSTER。
世界一素敵な自動車メーカー(と筆者が思っている)マツダのオープンカーです。
「2人乗り小型オープンスポーツカー生産累計世界一」のギネス記録を持つ、世界中で大人気の小型スポーツカーであるこの車がレンタカーに存在していることを知ったときはとても嬉しかった事を覚えています。
気になるレンタル料は12時間でほぼ2万円。
高速代とガソリン代も足した総合的な出費は、一日で3万5千円程になったと記憶しています(夢のためならなんのその!)
八王子で車を借りて、向かった先は静岡県の御前崎。片道200キロほどの道のりでした。
大した距離ではありませんが、久しぶりの運転、それも憧れのオープンカーです。
もちろんソフトトップは高速でも全開。
カーステレオの音楽が聞こえないほどの強風でしたが、それでも一度も幌を閉めませんでした。
春先とはいえ、なかなかの日差しがあったこの日。望遠レンズで切り取ると、大気の揺らぎが見受けられます。
この写真の女性ように日傘が欲しくなりました。
それにしてもきれいな海です。
島嶼を除けば、この御前崎が静岡県では最南端。
水質良好な海水浴場としても知られ、夏にはたくさんの旅行者・観光客でにぎわうそうです。
水平線がよく見えると、心が落ち着きます…。
家からの所要時間が4時間ちょっとなため、御前崎にいられたのはほんの数時間でした。
ほとんどとんぼ帰りと言っていいような旅でしたが、それでもやはり行ったことのない遠くは胸が躍ります。
マスクなしで吸い込めた最後の海風の味はもう覚えていませんが、この水色だけは忘れずにいたい。
大変な日々が続きますが、撮りだめた写真を心の支えにして頑張っていきたいと思います。