【Canon】東京から小一時間の世界(前編)
とある5月の連休直前。何も考えておらず、直前まで特に予定を入れないでいました。
しかし学生時代、制作のため奄美大島で撮影した写真を見て急に離島へ出かけたくなります。
奄美大島は羽田空港から直行便で2時間半近く、しかも1日1往復しか飛んでおらず
2日間の日程で出かけるには少々もったいない行き先です。
もう少し近くでよい場所は無いか、悩んでいたところ….ありました!
その名も「八丈島」
羽田空港から1時間かからず到達でき1日3便就航しています。運賃もそんなに高くない。
気付いた時には往復で航空券を手配しており、仕事が終わって急いで荷造りをしていたのでした。
羽田を発って数十分、伊豆大島をはじめとする伊豆諸島をいくつも通過し、
あっという間に目的地、八丈島が窓の外に見えてきました。
あっという間に八丈島空港に着陸。
乗ってきた飛行機は整備をして羽田空港に向けて折り返します。
レンタルバイクを借りて、とりあえず走らせます。
まず目についた大きな建物。リゾートホテルの様ですが…
正面に回ってみると、なんとびっくり巨大廃墟です。
帰ってから調べたところ「八丈オリエンタルリゾート」という
日本でも有数のリゾートホテルで2006年に廃業したとか。
内部が気になりますが、諸々問題があるので今回はスルー。
続いて八丈富士の鉢巻き道路を走ります。
ふれあい牧場に到着、大阪トンネル方面を望む。
とても眺めがよく静かな場所でした。
牧場では牛さんが気持ちよさそうに、お休みしています。
でも、いつもこんな静かだと飽きたりしないのでしょうか。
しきりにこちらの様子を伺う子牛さん。
通りかかった牧場の方が「昨日生まれたばかり」と教えて下さいました。
牛さんは生まれてすぐ自立して、すごいなあ…なんて。
牧場でゆっくりした後は、八丈富士山頂へ。
登山口から山頂まで階段状の登山道を登ること1時間ほどで山頂に到着します。
外側からではわかりませんが、八丈富士の火口内部はかなり落ちています。
下を覗いてみます。落ちたら大変です。
火口を一周していると雲に包まれてしまいました。
雲が切れたタイミングでパチリ。
東京から飛行機で一時間のところにある景色とは思えません。
山から下りてきて、本日のお宿で小休止。
視線を感じて目を向けると…かわいい猫ちゃんが。
島の反対側にやってきました。
さっき登っていた向こう側に八丈富士が見えます。
あっという間に夕暮れ。奥に見えるのは隣接する八丈小島です。
残念ながらこの日の夕方は雲量が多くきれいな夕焼けにはならず。
でもたくさん非日常を感じてとても満足したのでした。
いよいよ灯台が光り始めました。手持ちで撮れる限界が近づいています。
前編はこのあたりで終わりにしたいと思います。
今回撮影に使用しましたEOS-1D MarkIVやEF24-105mm F4L IS USMシリーズ、 EF 16-35mm F4L IS USMはこちらよりどうぞ。
EOS-1D系にLレンズの組み合わせは大きく重く、今回のようなシチュエーションでは
携帯性で不利な面もありますが、その確実な動作と間違いない描写で今回も大活躍でした。
特に飛行機に乗ったり山を歩いたりする旅行では持ち出せる機材に限度がありますが、
16-35mmと24-105mmの2本がありますと、ほぼすべてのシチュエーションで間に合わせることが可能です。
気兼ねなく使いたいお客様には中古品をお勧め致します。
良品・並品は新品との値段差が大きくお買い得です!
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