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【Canon】 EOS R で遊んでみた! その1

その1 ライカMレンズで新宿御苑を通勤してみた

イメージです

発売以来2週間あまり、Canon EOS R 大変な人気です。

Canon 初のフルサイズ ミラーレス一眼カメラ。

まだまだ専用の RFマウントレンズの種類が少ないので、多くの方は Canon 製アダプターを用いて、一眼レフ用 EFマウントレンズで撮影を楽しんでいることでしょう。

でも、ミラーレスカメラの楽しみ方の1つに、様々なレンズマウントアダプターを用いた他社マウントレンズでの撮影法があります。

今までの EOS 一眼レフカメラでは、フランジバックの問題で使用できなかった レンジファインダーカメラ Leica Mマウントのレンズが使えるのも大きな魅力の1つ。

今回は、EOS R 発売後すぐに登場した KIPON製のレンズマウントアダプターで、Leica Mマウントレンズでの撮影を楽しんでみました。

使用したのは、「ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.」と、「ズマリット M50mm F1.5」、広角の「エルマリート M28mm F2.8 3rd(E49)」の3本です。

まずは、「ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.」 現行 Leica M型デジタルカメラの標準レンズ中の標準レンズとも称される逸品レンズです。

早速、装着。

イメージです

うん、格好いい!

EOS R のマウント口径に較べ、Leica Mマウントの口径はかなり小さいので装着したときのバランスがどうなるかと思いましたが、これはこれでなかなか。

で、撮影。 まだ慣れていないので、いたってオーソドックスな設定での撮影にしました。

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.
上2枚、絞り開放で。 前ボケ・後ろボケとも、とても自然な感じ。

お店のシフトが遅番の日に通常の通勤時間に家を出て、JR千駄ヶ谷駅で下車、千駄ヶ谷門から朝の新宿御苑に入場。
えぇ、通勤時間にお仕事(?)です。

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.
ピント面の浮き上がり方は、目で見ている以上。 劇的です。

ここで、広角の「エルマリート M28mm F2.8 3rd(E49)」に交換。

イメージです

千駄ヶ谷門入ってすぐの広場で撮影してみました。

EOS R + エルマリート M28mm F2.8 3rd(E49)

EOS R + エルマリート M28mm F2.8 3rd(E49)
すると、周辺減光と若干の色かぶりが…
やはり、フランジバックの短いレンジファインダー用レンズ、しかも古い設計のレンズではいたし方ないところか…
他の広角レンズも、次の機会に試してみます。

EOS R + エルマリート M28mm F2.8 3rd(E49)

EOS R + エルマリート M28mm F2.8 3rd(E49)
こういう条件なら色かぶりも目立ちません。 エルマリート特有の奥行き感が出ています。

マニュアルフォーカスの合焦確認に「ピーキング(強)」を用いていましたが、広角で絞っての撮影では画面表示が少しうるさい感じに…
AF ONボタンに「ピント拡大」を割り当て撮影。
ファインダー EVF の見えがとても鮮鋭で、ピント合わせの際も全くストレスなく撮影に集中できました。

再び、「ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.」で。

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.

さすが現行レンズ。 解像力があって、紅葉前の葉1枚1枚が浮き立っています。

ここで、レンズ交換。 装着するのは現行ズミルックスと対局をなすような、”クセ玉”「ズマリット M50㎜ F1.5」。

イメージです
EOS R + ズマリット M50mm F1.5

EOS R + ズマリット M50mm F1.5

やはり60年くらい前のレンズ。 解像力を比較するのは、酷です。

EOS R + ズマリット M50mm F1.5

EOS R + ズマリット M50mm F1.5
でも、この感じは逆に現行レンズでは出せないかも。 オールドレンズならではの楽しみです。

EOS R + エルマリート M28mm F2.8 3rd(E49)

EOS R + エルマリート M28mm F2.8 3rd(E49)
さっきよりもはっきり色かぶりが出てしまいました、残念…
私の家族…… 嘘です、見知らぬ外国人の母子。 絵葉書にもなりそうな情景でした。

天気が良く、朝の時間で人も少なめ、手には最新鋭のカメラ… どんどん撮影が楽しくなってきました。 通勤途中ですが…

折角なので、もうちょっと遊んでみましょう。

EOS R + ズマリット M50mm F1.5

EOS R + ズマリット M50mm F1.5
はい、ズマリット特有のグルグルボケ。 バックのボケが円を描くように流れています。
さすが、”クセ玉”。

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.
対して、現行ズミルックスではバックのボケは流れていません。 どんなシーンでも、安心して高画質な画像が得られる優秀なレンズです。

さてさて、こんなふうに何度もレンズ交換を繰り返しての撮影で気を付けなければいけないのは、センサーへのホコリの付着。
特にレンズ後玉とセンサーの間にミラーの存在しないミラーレス機では、ホコリの侵入防止には人一倍神経を使うところ…
…と思っていたら、この EOS R はなんと電源OFFでセンサーの前にシャッターが下りる機構を装備。

素晴らしい

これは、大変うれしい機能。 特に大きなフルサイズセンサー搭載機を使用している方は、このありがたさがよくわかってくださることでしょう。
レンズ交換時の不安が少なからず解消され、撮影をより楽しめました。

と、そろそろ、時間が… (そう、通勤途中です。)
あぁ、でも本当に天気いいなぁ… もっと、このカメラで写真撮りたいなぁ…
ゴホゴホッ… あ、急に体調が… なんか熱も出てきたみたい、めまいが…  …というわけにはいかないか……
しかたない、出口の新宿門を目指しますか…
あ、でも、あっちのほうで人だかりが… なんか花咲いてる!

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.

EOS R + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.
カンザクラでした。 あ、あっちにも…

……ゴホゴホッ…

日向ぼっこ


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[ Category:Canon | 掲載日時:18年11月08日 21時00分 ]

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