【Canon】BAZOOKA日記 Vol.3
夏の撮影以来、4ヵ月ぶりの超望遠レンズでの撮影に行って参りました。
12月1日、向かったのは茨城県。百里基地航空祭2019で航空機の撮影に挑みました。
私自身、ブルーインパルスの展示飛行を生で見るのは初めてで、どのように撮るのか模索しながらの撮影となりました。
今回は、
Canon (キヤノン) EOS 7D Mark II
Canon (キヤノン) EF400mm F2.8L IS II USM
で撮影しました。
EOS 7D Mark IIはAPS-Cサイズのセンサー搭載機。
有効画素数は約2020万画素で最高約10コマ/秒の高速連写が可能なカメラです。
画角が1.6倍されることから、動体撮影などで明るさを保持したまま大きく撮りたいという場合に力を発揮します。
そして、今回使用したEF400mm F2.8L IS II USMはIII型が発売されたため、最新のレンズではなくなったものの、AF速度や解像度は申し分ない性能です。
EOS 7D Mark IIとの組み合わせにより焦点距離は560mmとなりました。
滑走路に近い場所で撮影しており、見切れてしまうことがあり苦労する場面もありましたが、その中からお気に入りの写真を選びました。
まずはダイヤモンド・テイクオフと呼ばれる編隊の写真。
撮影した角度からはわかりにくいですが、4機でダイヤモンドの形を作っています。
6機による編隊。スモークの質感がしっかりと表れています。
ブルーインパルスのアクロバット飛行では他の航空機の飛行展示とは違い、このようなスモークをいかにして撮るかといった難しさがありました。
6機の編隊を組んだまま私の頭上を飛んで行った際に撮った1枚。
先に通り過ぎて行った機体のスモークの間を飛んでいる後続機です。
機体の細かい線や部品のディテールがしっかりと描写されています。
流石の解像力です。
そして、通り過ぎて行った後。
画面の対角線上に機体が並ぶように構図を意識して撮影しました。
ブルーインパルスのアクロバット飛行で驚いたのはエンジン音の静かさでした。
F-15などの力強さと違い、優雅さを感じました。
航空機を撮影する時、私には撮り方が2つあります。
1つ目は航空機のディテール。
その機体が持つものとしての美しさと、煤や土、雨などによるリアルな使用感が好きでそれらを撮ろうとしています。
2つ目はイメージとして航空機。
航空機が主題の写真であることに変わりはありませんが、機体の細部を撮るのではなく、風景の一部として捉えるといった感覚です。
いかがでしょうか。
今回の百里基地航空祭2019は曇り時々晴れといった天候であったため、ブルーインパルスのスモークが見にくいことがありました。
また、撮り慣れない部分があったりと技術的にも十分でないと感じることがありましたが、楽しみながら撮ることができました。
イメージとして被写体を捉える撮り方も今後追及していきたいです。
今度は青空の中を飛んでいるブルーインパルスが撮れることを祈っています。
|
|
|