【Canon】First Impression of EOS R
Canon EOS R + RF24-105mm F4L IS USM
85mm | F8.0 | 1/40 | ISO100
First Impression of EOS R
キヤノンからEOSのフルサイズミラーレスの登場です。
9月上旬、待ちわびていたキヤノンのフルサイズミラーレス機が発表されました。
長年、キヤノンユーザーの筆者にとっては「遂に」という気持ちです。
スペック上の印象では物足りないと感じる点がいくつかあり、世論もそうですが、購入して使ってみないとものは言えません。
9月12日、朝一番で予約を入れて発売を待ちます。
現行機ではEOS-1D X MarkⅡ、EOS5D MarkⅣ、EOS5Ds、EOS5DsRなど
数多くのキヤノン機を使ってきた私にとっては日に日に期待が膨らみます。
発売日の深夜、早速撮影に出かけました。今回は同時に発売された標準ズームレンズ「RF24-105mm F4L IS USM」をはじめ、
マウントアダプター「EF-EOS R」を購入したので、それを用いていくつかの既存のレンズも試しました。
Canon EOS R + RF24-105mm F4L IS USM
30mm | F4.0 | 1/2 | ISO400
発売日は出掛けるのが深夜になってしまったので、手軽に撮る事のできる被写体を探す事に・・・
知人のマクラーレン650S、メタリックペイントされた20インチの鍛造ホイールを写しました。
ボディ同色、タロッコオレンジのブレーキキャリパーが引き立ちます。「秋」に出かけたくなる色です。
知人のマクラーレン650S、メタリックペイントされた20インチの鍛造ホイールを写しました。
ボディ同色、タロッコオレンジのブレーキキャリパーが引き立ちます。「秋」に出かけたくなる色です。
Canon EOS R + RF24-105mm F4L IS USM
24mm | F5.6 | 1/250 | ISO400
ワイド端24mmで撮影。フォトショップで補正をする前は多少の歪みがありましたが、解像力は周辺まで優れています。
EFマウントで既存の「EF24-105mm F4L IS Ⅱ USM」と比較すると大きく進化しています。
また、フランジバックの関係で後玉が「RF24-105mm F4L IS USM」の方が大きく、それもまた解像力に一役買っているのでしょうか。
デザインは距離計窓を無くしたことでシンプルでありながら、Lレンズの高級感は十分に感じとれます。
EFマウントで既存の「EF24-105mm F4L IS Ⅱ USM」と比較すると大きく進化しています。
また、フランジバックの関係で後玉が「RF24-105mm F4L IS USM」の方が大きく、それもまた解像力に一役買っているのでしょうか。
デザインは距離計窓を無くしたことでシンプルでありながら、Lレンズの高級感は十分に感じとれます。
Canon EOS R + EF-EOS R + EF85mm F1.4L IS USM
85mm | F2.0 | 1/125 | ISO200
昨年11月に発売された 「EF85mm F1.4L IS USM」と組み合わせました。
マウントアダプターを介するとAF速度が落ちるイメージですが、
EOS Rと同時発売の「EF-EOS R」ではそれを感じないほど素早いAFに感動しました。
ボディ内に手振れ補正機能を搭載していないので、特に中望遠以上のレンズと組み合わせる際は、
このレンズの様にレンズ側に手振れ補正機能があるものを選択するとよさそうです。
マウントアダプターを介するとAF速度が落ちるイメージですが、
EOS Rと同時発売の「EF-EOS R」ではそれを感じないほど素早いAFに感動しました。
ボディ内に手振れ補正機能を搭載していないので、特に中望遠以上のレンズと組み合わせる際は、
このレンズの様にレンズ側に手振れ補正機能があるものを選択するとよさそうです。
Canon EOS R + RF24-105mm F4L IS USM
70mm | F8.0 | 1/40 | ISO100
冒頭の写真から少し視点を変えて。
朝7時、長野県と新潟県の県境付近にある雨飾高原の鎌池です。
紅葉は終わりに近づいていましたが、風の少ない早朝の池は、水鏡がとても素晴らしかったです。
朝7時、長野県と新潟県の県境付近にある雨飾高原の鎌池です。
紅葉は終わりに近づいていましたが、風の少ない早朝の池は、水鏡がとても素晴らしかったです。
低い位置に三脚を据えて撮影する時に、バリアングル液晶を効果的に使う事ができ、これはEOS Rの良い点の1つです。
Canon EOS R + EF-EOS R + EF11-24mm F4L USM
12mm | F5.6 | 1/200 | ISO100
EFレンズで最広角のズームレンズ「EF11-24mm F4L USM」を組み合わせました。広角レンズにしてはかなり重量級で、
ボディとのバランスが心配でしたが、マウントアダプター「EF-EOS R」はガタつく事がなく、
重量級レンズとの組み合わせでも安心して使う事が出来ます。
マウントアダプターの止めネジは、ボディ側に4本、レンズ側に6本です。
ボディとのバランスが心配でしたが、マウントアダプター「EF-EOS R」はガタつく事がなく、
重量級レンズとの組み合わせでも安心して使う事が出来ます。
マウントアダプターの止めネジは、ボディ側に4本、レンズ側に6本です。
Canon EOS R + EF-EOS R + EF11-24mm F4L USM
11mm | F5.6 | 1/200 | ISO100
この様に多くの既存のEFレンズと制約無く組み合わせることができるので、キヤノンユーザーの読者の方は、
最初からRFレンズを購入しなくても、マウントアダプター「EF-EOS R」を使う事でEOS Rを十分に楽しむことができます。
最初からRFレンズを購入しなくても、マウントアダプター「EF-EOS R」を使う事でEOS Rを十分に楽しむことができます。
Canon EOS R + RF50mm F1.2L USM
50mm | F1.2 | 1/80 | ISO5000
EOS Rの発売と同時にラインアップされたもう1本のレンズがあります。
「RF50mm F1.2L USM」です。EFレンズで既存の「EF50mm F1.2L USM」とは異なる点がいくつかあります。
まずはサイズです。φ85.8×65.5mmから、RFレンズではφ89.8×108mmと大きくなり、
重量は倍近くなりましたが写りは開放F1.2からシャープな描写と美しいボケ味が楽しめます。
「RF50mm F1.2L USM」です。EFレンズで既存の「EF50mm F1.2L USM」とは異なる点がいくつかあります。
まずはサイズです。φ85.8×65.5mmから、RFレンズではφ89.8×108mmと大きくなり、
重量は倍近くなりましたが写りは開放F1.2からシャープな描写と美しいボケ味が楽しめます。
Canon EOS R + RF50mm F1.2L USM
50mm | F1.2 | 1/30 | ISO3200
スナップ撮影では、鏡筒先端に備わるコントロールリングアダプターが、その意味を成します。
コントロールリングアダプターには、カスタムによっていくつかの機能を割り当てる事が出来ますが、
撮影時のデフォルトではF値の調整ダイヤルになっています。右手親指をAFボタン、人差し指をシャッターボタンに置く場合は、
左手をレンズに沿わせながら絞りを操作出来るので余計な動きが少なく非常に便利で、
これは既存のEFレンズとの大きな違いです。
コントロールリングアダプターには、カスタムによっていくつかの機能を割り当てる事が出来ますが、
撮影時のデフォルトではF値の調整ダイヤルになっています。右手親指をAFボタン、人差し指をシャッターボタンに置く場合は、
左手をレンズに沿わせながら絞りを操作出来るので余計な動きが少なく非常に便利で、
これは既存のEFレンズとの大きな違いです。
Canon EOS R + RF50mm F1.2L USM
50mm | F1.4 | 1/30 | ISO500
EOS Rは、キヤノン初のフルサイズミラーレスカメラとして全く新しいものでありながら、
今までのEOSをしっかり継承しているという印象です。
ミラーレスカメラにしては深く握りやすいグリップを確保していますし、
EVFは夜間でも鮮明で、AFは俊敏に動作をします。
操作系に関しては発展途上と感じる点がいくつかありますが、
別な捉え方をすると次の機種への期待につながります。
筆者にとってEOS Rはこれかれも写真と撮影を楽しむアイテムになりそうです。
次回のブログではマウントアダプターを介し、望遠レンズで撮影した写真の紹介をしたいと思います。▼今回の使用したは機材はこちら▼
今までのEOSをしっかり継承しているという印象です。
ミラーレスカメラにしては深く握りやすいグリップを確保していますし、
EVFは夜間でも鮮明で、AFは俊敏に動作をします。
操作系に関しては発展途上と感じる点がいくつかありますが、
別な捉え方をすると次の機種への期待につながります。
筆者にとってEOS Rはこれかれも写真と撮影を楽しむアイテムになりそうです。
次回のブログではマウントアダプターを介し、望遠レンズで撮影した写真の紹介をしたいと思います。
[ Category:Canon | 掲載日時:18年11月05日 21時00分 ]