今年もやってまいりました春の一大イベント「桜撮影」。
街路樹の桜の木を見れば、カメラ好きのみならず皆スマホを向けて撮影会が始まるこの季節ですが「桜を撮るって難しい…」と感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
かくいう私も桜撮影は難しいと思っている一人。
あれやこれや撮っても「なんか去年も同じような写真を撮った気がする…」というマンネリ化に悩まされています。
そんな悩みを打破するべく今回は一足先に満開を迎えた河津桜にカメラを向け、色々な仕上がりを考えながら撮影を行ってきました。
まずは画面いっぱいに桜を入れた一枚に。少しビビッドでオシャレ感を意識した撮影&現像に。
鮮やかな桜をモノクロに。一般的ではないかもしれませんが、それも良いと思うのです。色で魅せない桜の美しさ、それを表現するのは高難易度なテーマだと感じました。
咲いている花だけが主役じゃない!散りゆく花びらも桜は美しいです。
菜の花の上にポツンとある、一枚の花びらに注目しての一枚。
満開の菜の花畑が綺麗でしたが、捉える光によってはこのような見せ方もできます。
写真に残す要素を削り、よりシンプルに。
全ての写真撮影で言えることですが、光と影で遊ぶことも忘れずに。
実はこれらの写真は公式YouTubeチャンネルにて公開中の【失敗しない桜の撮り方】レンズからフィルター選びまで!ステップアップ術を解説【保存版】を収録した際に撮った未公開カットになります。
明るく綺麗に華やかに撮るのが桜の撮り方かもしれませんが、少し視点を変えてモノクロにしてみたり、アンダーにしてみることで新しい写真の発見があるかもしれません。
下記の記事ではレンズ種類別の撮影方法など分かりやすく解説をしています。桜撮影の参考にしていただけたら幸いです。