【FUJIFILM】ぶらり鎌倉カフェ、X-S10+XC15-45mmを連れて
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今にも泣きだしそうな空の下、午後からは晴れという天気予報を信じつつ、電車に乗って鎌倉へ向かいました。
電車に乗っている間にも天気は崩れ、乗り換え駅ではどしゃ降り…。
息抜きに散歩やカフェにでもと思っていたモチベーションは下がりましたが、一縷の望みをかけて辿り着くは北鎌倉駅です。
予報通りか祈りが通じたのか雨は上がり日が差してきました。駅はというとなかなかローカルな雰囲気で、改札も簡易改札機という縦長なタイプのものでした。戸惑いながらもICカードをタッチして通り過ぎます。
この日のお供は「FUJIFILM X-S10 ボディ」と「FUJIFILM フジノン XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」という気軽に連れ出すにはぴったりの組み合わせ。ボディ内防振ユニット搭載の上、様々に楽しめる18種類のフィルムシミュレーションに加えて各種パラメーターを調整することで好みの画作りを楽しめます。筆者としてはホールド性の高いグリップ形状のおかげで片手持ちしても危うげないところが気に入りました。
18種類ある中で今回使用したフィルムシミュレーションは”クラシッククローム”、全体的な彩度は抑え気味で、硬めの階調が特色です。
駅からほんの数分の場所、石造りの橋と池を見かけて早速撮影。すぐ側に線路があるのですが、既に静謐な雰囲気があるというか地元では見られない風景です。
北鎌倉駅周辺の紅葉はまだ色づいておらず緑色でしたが、葉っぱの形状だけで思わず撮影したくなるのは筆者以外にもいるはず。ほんの少しハイキー気味に撮影してみました。
実は出発時間からしてゆっくりだったので到着時間にはちょうどお昼時。小道の先に緑に埋もれるような古民家カフェを発見しました。アンティークな家具やインテリアが落ち着いた雰囲気を演出してくれているなか、空腹に任せて人気メニューだというカレーとデザートにプリン、バナナジュースを注文。
広角側(換算23mm)では最短撮影距離13cmで撮影できるのでテーブルフォトには最適でした。ただ食べることに気がいっていたため絞りに失敗して自家製ピクルスがボケてしまいました。自宅で画像を確認してから反省。ちなみにデザートでも同様の失敗をしています。
さて早くもカレーを食べ終わりお待ちかねのデザートです。固めのプリンにカラメルがたっぷりとかかっています。撮影する前に食べようとしたんじゃないかなんて些細なことを気にしてはいけません。
そして実食。最近はとろけるようなプリンばかり食べていましたが固めのプリンもまた美味しい。ほろ苦いカラメルがまたプリンの素朴な甘さを際立たせている気がします。ちなみにここでは右手にスプーン、左手にX-S10という無茶をしていますがセルフタイマーでなんとか頑張りました。
その後時間がゆっくり流れているようなカフェでのひと時を楽しみました。普段は時間に追われているような気分でいることが多いことに気付くとともに、またこのような時間を過ごそうと早くも次の休日の算段をつけます。この後は鎌倉周辺の撮影も楽しみましたがそれはまたの機会に。
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