
【FUJIFILM】スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集Vol.3~X-T50編~
GWも終わり、新生活にも慣れてきたこの頃。新しく趣味を始めるにはよい時期かと思います。
そこで今回は「初心者向けレンズキット特集」と題し、スタッフが各々お気に入りのアイテムと撮影に望みました。
これからカメラを始める方の参考になれば幸いです。
春も終わりに差し掛かり、色とりどりの季節の花々を撮影するのが楽しい今日この頃です。
今回はFUJIFILMのX-T50とXC15-45mm F3.5-5.6 のレンズキットを紹介いたします。
フィルムカメラのようなクラシカルな見た目のコンパクトなボディはFUJIFILMらしさがギュッとつまっています。
カラーバリエーションはシルバーとブラックの二色展開で今回はシルバーのボディを持っていきました。
重量もレンズ込みで約573g、この日は一日首から下げていましたがあまり疲れを感じませんでした。
「コンパクトボディだとバッテリーの持ちが少ないのでは?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
もちろん別売りのチャージャーと予備バッテリーを購入してもよいのですが、USB-Cケーブルでの本体充電ができるので、出先ではスマートフォン用にお使いいただいているモバイルバッテリーを使用することも可能です。
焦点距離はフルサイズ換算で22.5mmから67.5mm。
レンズの焦点距離は画角の違いに直結しますが、このレンズは広角から人の目で見るよりも少し狭いくらいの画角までを楽しむことができます。
広角側はかなり広く映るので、撮影時にあまり後ろに下がれない状況でも風景や景色もしっかりと写真に残すことができます。
この日は祝日だったこともあり、たくさんの人がバラ園にやってきていました。
バラの香りのするソフトクリームをいただきました。
キットレンズはボケにくいとも言われますが、背景と被写体の距離をとりながら望遠で撮影するとしっかりと大きなボケを作り出すこともできます。
FUJIFILMのカメラで特徴的なのはフィルムシミュレーションです。
フィルムシミュレーションとはスマートフォンでいうフィルター機能になり、簡単に撮影する写真の色味を変えることができます。
似た画角で取り比べてみたのでご覧ください。
左上はPROVIA。一番スタンダードな色味でオールマイティな種類になります。
右上はVelvia。彩度の高いビビッドな特徴的な鮮やかなフィルムシミュレーションです。
左下はクラシックネガ。彩度を抑えつつも明部と暗部の色味を変えることで深みを増した発色をします。
右下はノスタルジックネガ。ハイライトはアンバーに味付けしつつシャドウ部も色乗りが良い種類になります。
今回紹介しているのは4種類ですが、X-T50では全20種類から選択することができます。
また、フィルムシミュレーションダイヤルを搭載しているため、ダイヤルを回すだけで簡単に自分の好みの種類に変更することができます。
もう一つ特徴的なのは、画素数が4000万画素あるという点です。
他メーカーの同じセンサーサイズのモデルでは2000万画素台のものが多く、X-T50は高画素のモデルになります。
高画素機の利点としては、トリミングをしても画像が荒くなりにくいです。
蓮の花を撮影しましたが、距離が足りなかったのでトリミングをしてみました。
神社の周辺を散策し、スナップ撮影をしてまいりました。
X-T50は見た目も撮影体験もどちらも楽しむことのできる、そんなカメラだと感じます。
いかがでしたか。これからの季節にお気に入りのカメラとお出かけしてみてはいかがでしょう。
次回もお楽しみに。
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