連載中の「カメラを愉しむvol.63」は、『夏の相棒 FUJIFILM フジノン XF35mm F2 R WRと東京散歩』をご紹介します。
夏になると中々行動力のスイッチが入らないので、朝イチのアイス珈琲を求めて一歩を踏み出します。
駒場東大前には少しコダワリのカフェやインテリアショップが立ち並びます。本日セレクトしたのは「THE COFFEE SHOP ROAST WORKS」。サイクリングで止まらなくなった汗もしっかりクールダウン!こちらはCafeというよりも自家焙煎をしている場所になり、イートインスペースで珈琲が飲めるようになっています。店内はスモーキーな珈琲の香りがとても心地よいのです。
たくさんの「大願成就」旗が気になり参拝。ちいさな路地の一角にある神社ですが、多くの人が参拝に訪れていました。
コンクリートの壁に元気にはしゃぐ子供の姿が刻まれていました。太陽の光を浴びてイキイキとしているように感じます。
とある駐車場にとてもかっこよくカスタマイズされたFIAT ABARTH 595。直列4気筒DOHC 16バルブターボのエンジンと泣く子も黙るレコードモンツァのマフラーサウンドはイタリアン魂炸裂のナイスなサウンドでした。
カメラで例えれば「X-T1 ユーザー」が「X-T4」のシャッターを切った時、歯切れの良いシャッターサウンドに惚れるのと同じようなことでしょうか。
スナップを愉しんでいると花束を幸せそうに持っている女性が目の前を通り過ぎました。マニュアルフォーカスで撮影をしているのですが、ほんの一瞬でもピントの山をつかみ易くしっかりと花束だけに光が注がれる瞬間を捉えることができました。柔らかく癖のないボケ味がとても好きです。
このまま撮影を続けると熱中症になってしまいそうだったので、カフェでゆっくり読書をしてから浅草に移動。スカイツリーの上にはたくさんの雲がかかり、光が放射線状に。なんとも幻想的です。
不思議ですね。参拝するたびにおみくじを引いていますが、浅草寺では私はいつも凶を引いてしまいます。気になったのでネットで検索してみると同じ傾向の方が多くいらっしゃいました。少し安心。
このレンズで撮影すると不思議です。優しく撮りたい被写体は「優しく写る」。シャキッとコントラスト高く撮りたい被写体は「引き締まって写る」。偶然なのか、とっても扱いやすい。
50キロ近くサイクリングを楽しんだので、しっかりとステーキで腹ごしらえ。疲れた身体を回復してくれました。
さぁ、家に帰る前に近場の銭湯でひとっ風呂浴びて帰りましょう!タオルも無料で貸してくれるのでとてもありがたい。今私が愛してやまない「FUJIFILM フジノン XF35mm F2 R WR」との夏のひとコマはこれにて終了。本日も最後までご覧いただきありがとうございました。