【FUJIFILM】年末年始をフジノンXF35mm F1.4Rとクラシックネガで撮る!
FUJIFILMFUJIFILM XF lensエントリーモデルカメラを愉しむスタッフおすすめ機材フィルムシミュレーションを楽しむ冬の煌めき単焦点を楽しむ旅
連載中の「カメラを愉しむ」vol.75 は、「年末年始をFUJIFILM フジノンXF35mm F1.4Rとクラシックネガで撮る!」をご紹介いたします。
実は年末に、禁断の領域へ足を踏み入れました。
フィルムシミュレーション「クラシックネガ」にグレイン・エフェクトを強めに設定。これはまさにフィルムカメラと思えるほどの雰囲気!
年末年始はゆっくりカフェで1年を振り返り、目標を立てるのが毎年恒例でした。しかしそんなことは言ってられません。
FUJIFILM X-S10に定番人気レンズでもあるフジノン XF35mm F1.4Rを装着、旅支度もろくにせず車に乗り込みました。
雪景色はいったいどのように写るのだろう。向かったのはJR SKI SKIの時代を思い出す苗場スキー場やガーラ湯沢の上越エリア。筆者の頭の中では広瀬香美とユーミンが流れておりますが、年末という事もあり多くのスキー客でにぎわっていました!
暗部のノイジーさがたまりません。敢えてハイキー目に撮影することでその魅力が際立ちます。
夏場にもよく通る道ですが、雪が積もるとその風景は更に美しく幻想的にみえます。
新潟の降雪は時々恐怖を感じることがあります。前が見えなくなるほどの吹雪と大粒な雪はみるみるうちに道路に積もり、自動車が前に進むことも難しくなります。4WDであれば力強く走破できるとは思いますが、ここは大人しく他県に移動しましょう。
行き先を考えていると「あるもの」が食べたくなり新潟県から静岡県へ。道中 両親も旅に参加するとの事でピックアップ!はるばる静岡県にやって参りました。
その目的はというと東海道を旅する方々が茶屋で食したとされる「安倍川餅」。年末ということでいつものお店は定休日。他のお店で購入し美味しくいただきました!
筆者の家族は昔から旅行は行き先を決めず「ノープランだから楽しい!」という少し変わった家族ルールがあり、一緒に旅をするのは22年ぶりですが今もそこは変わらず。
大晦日の除夜の鐘が鳴る頃、長野県飯田市で除夜の鐘をたたきながらスマホ片手にホテルを探し。私が幼少の頃は母がホテルのロビーで当日予約の価格交渉をしていたのを思い出しますが、今の時代は自動的に値下げされているので交渉せずとも最安値で宿泊することができました。
気の向くがままに走行していると名古屋に到着!商店街とクラシックネガの色味は本当によくマッチしており、新年早々 写欲が全開に。
大須の商店街は元旦の午前中とは思えない賑わいです。
昼間からバーでビールを楽しむ人も。飲みたい、世界のビール飲みたい!でも運転があるので我慢。
晴天よりも少し曇り空の方がグレイン・エフェクトの雰囲気が際立つ気がしました。
名古屋といえばういろう、干支にちなんだ可愛らしい包装紙。
どこか見覚えのあるロゴと奇抜なデザイン、名古屋ジョークがきいています。
本当はゆっくり名古屋観光をしたいところですが、大須観音で拝みつつ今回の旅を終えるとしましょう。「クラシックネガ × グレイン・エフェクト」の楽しさに、新年の目標もそっちのけで旅にでてしまいましたが、本当にこのカスタマイズは楽しい!FUJIFILMの機材を使ったことが無い方はもちろん、普段からご愛用されている方もぜひ「フィルムシミュレーション」のカスタマイズにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。