【FUJIFILM】改めてX-T30の魅力に触れる
FUJIFILMのX-T30Ⅱの発売が発表されました。
X-T30といえば、軽量で初心者向きでありながら、上位機種と変わらないセンサーを搭載していて、コストパフォーマンスが高いカメラボディになっています。
X-T30IIにはフィルムシミュレーションが何種類か追加されたり、AF性能や動画性能の向上などがありますが大まかな機能の変更はなしということで、X-T30IIの発売の前に、X-T30の良さを今一度味わうべく、XC15‐45mmのキットレンズと、XF50mmF2の単焦点を持って趣味の散歩に出かけました。
やっと秋かと思えば、半袖でもじんわりと汗ばむ日々、せっかく買った秋服も今年に出番はなさそうです。
肌寒い空気の中で見上げる秋空が大好きだったのですが、まだまだ日傘が手放せずにいます。
ほとんどの時間を木陰で過ごしました。
ふと上を見上げると、日の光を浴びた葉の透け感が素晴らしく、思わずシャッターを切ってしまいました。
草木の隙間からのぞき込む青空と、日に当たって輝く緑や、葉に浮かび上がる影の深緑色など、階調が美しいです。
鵜が一点を見つめて遠くを眺めています。
勝手に鵜は真っ黒なのだと思っていましたが、写真に収めてみると少し羽に金色が混ざっているようにも見えます。まるで銅像のようで神々しいたたずまいです。
公園ではボートを漕いで遊んでいる親子やカップルがちらほら。子供たちが漕いでは揺れる水面とカモにほっこりします。
広角の15mm側でレンズを少し絞って撮影。実際に見ている景色よりも、ぐんと広く見えるので、池や森などをダイナミックに見せたい撮影に適しています。
カモが池のほとりで黄昏ていました。
少し遠くからズームレンズを45mmの標準で撮影しました。
この時はもっと望遠のレンズを持ってくればよかった・・・と後悔していましたが、改めて撮った写真を見返してみると、池のほとりで黄昏ているカモの哀愁漂う姿は45mmの画角ならではの写真だな。と、まんざらでもない気持ちになりました。
手前の鴨に夢中で気が付きませんでしたが隣でもう一匹休憩中でした。休憩スポットなのでしょうか。
ちょっと上から休憩中の二匹をパシャリ。チルト式モニターで上からのアングルも楽々です。
動物はやはり心が癒されます。
近くにあるカフェでのんびりランチタイムです。
レンズはXF50mm F2レンズを付けて撮影しました。
X-T30はサイレントモードも搭載しているので、静かなカフェでの撮影も音が気になりません。
柔らかな優しい色で、何気ないサラダの写真もおしゃれなランチタイムの写真に早変わりです。
花が咲いたベンチで一休み。
この日に持ち歩いたレンズはXC15‐45mmとXF50mm F2レンズ。どちらも大きすぎず重たすぎないため、軽量小型のX-T30にピッタリのレンズです。見た目もコンパクトに収まるので、普段使いするカメラにお勧めのセットです。
皆様もお手元に一台いかがでしょうか。