【FUJIFILM】骨董市とアポダイゼーション
FUJIFILMFUJIFILM XF lensエントリーモデルカメラの楽しみ方スタッフおすすめ機材フィルムシミュレーションを楽しむ冬の煌めき単焦点を楽しむ
雪が降る肌寒い休日。
とある骨董市へお邪魔しました。
使用機材は“FUJIFILM X-S10+XF 56mm F1.2 R APD”です。
“XF 56mm F1.2 R APD”
35mm判換算85mm相当の焦点距離、大口径の単焦点中望遠レンズ。
F1.2が生み出す豊かなボケ味は瞬間の空気感を作り出し切り取ってくれます。
そもそも「APD」とは何でしょう。
読み方は「アポダイゼーション」
APDフィルターといい、中心部の透過率は高く、周辺部に向かって透過率が低くなるフィルターの事を指します。
通常レンズよりも、さらに滑らかなグラデーションのある柔らかいボケ感を創り出してくれます。
雑多に置かれた商品たち。
籠や小物、食器や古着等々、この中から目当ての物を探すのはさながら宝探しの様。
カメラは邪魔にならないようストラップで横かけにしていたのですが、さすがX-S10と言ったところ。
約465gの軽量ボディとほとんど重さが変わらない約405gのレンズ。
小型でありながらホールド感のあるクリップのおかげで構えやすくバランスがよいです。
文頭にも申し上げたとおり雪がぱらつく天気。
しかしフィルムシミュレーションを使えば天気なんてお構いなしです。
フィルムの質感を再現し、モニターで確認しながら選択することもできます。
私のお勧めはCLASSIC Neg.
3番目のネガ系のフィルムシミュレーションで、モデルとなっているフィルムはSUPERIAです。
骨董市に合わせ渋めの色を選択しました。
ふとした時に見返したくなる写真。
何気なく心が動く一瞬を切り取るカメラレンズの選択を、是非マップカメラがお手伝いさせていただけたら幸いです。