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【FUJIFILM】 空港へ旅に出る

【FUJIFILM】 空港へ旅に出る

旅に出る時に利用する空港。
その空港を舞台にして空想の旅へと出かけてきました。

↓ 使用機材 ↓
FUJIFILM (フジフイルム) X-T4 ボディ シルバー
FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR

青々とした秋晴れの空に白い胴体が映えます。
ここで航空トリビアをひとつ。
空港に行くと白い胴体の航空機を多く見かけます。これには2つの理由があるとされています。
①他の色に比べ、白色の塗装が比較的安価である点。
②燃料のコスト削減に繋がる点。
青や赤などの色を塗る際には下地の色として白を使うため、結果として二重塗装となってしまい、塗装費の増加に繋がってしまいます。また、大型の機体に使われる塗料はおよそ200kgにも及ぶため、多色塗装になればなるほど機体重量が増え、燃費にも大きく影響してしまいます。これらの理由から航空機には白色をベースとした機体が多く存在しています。



前述で述べたように航空機の機体には白色をベースにした塗装が一般的ですが、各航空会社では「特別塗装機」と言われる機体も存在します。
この特別塗装機にはタイアップや記念イベントなどによって多種多様な機体があります。
今回駐機されていた機体は、JALの「JALドリームエクスプレス ファンタジア80」とANAの「C-3PO ANA JET」の2機でした。
どちらも夢と希望を乗せて羽ばたいていこうという願いが込められているような気がしました。



今回使用したレンズは35mm換算で152mm~609mm相当の望遠レンズ。
これだけの望遠域があると飛行中の航空機のお腹も丸見えです。
普段なかなかお目にかかれない部分のため、とても新鮮な気持ちで撮影することができました。
こうして見ると機種によってそれぞれ特徴があるのがわかります。航空機マニアにとってはこれもまた一興なのでしょう。
また、X-T4にはボディ内手振れ補正機構が搭載されているため、超望遠レンズ装着時においても手持ちで安心して撮影することができました。
さらに、先代のX-T3と比べグリップが多少深めに設計されていることで安定性も向上しています。


撮影に集中しすぎて日も傾いてきました。「秋の日はつるべ落とし」とは良く言ったものです。
航空機の躍動感と光の軌跡を描こうとスローシャッターでの流し撮りを敢行してみました。
機体をなかなか止められず、私には超望遠域での流し撮りは難易度が高すぎました。
プロの航空カメラマンの力量がいかに凄いのかをまじまじと感じさせられる1枚となりました。


離陸時の東京ゲートブリッジとの共演です。
西日に照らされた機体が、今の日本の、いや世界の社会情勢への憂いを映し出しているかのように見えました。
しかし捉え方を変えれば、一歩づつ明日への空に近づいていくようにも感じます。
またいつの日か日本中の大空へ、そして世界中の大空へと自由に羽ばたける日を心待ちにして、今回の空想の旅路を締め括りたいと思います。


〜 追記 〜
日本の空の安全を日々守ってくださっている航空管制官や空港スタッフの方々に感謝を込めて…

 

▼今回使用した機材はこちら▼

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:20年12月12日 12時00分 ]

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