【FUJIFILM】X100Fで撮る赤外スナップ
赤外撮影というと、何やら特殊な機材を用いた撮影方法のように思えますが、今のデジタルカメラでは専用フィルター1枚で気軽に楽しむことができます。
ブログの写真は『FUJIFILM X100F』にデジタルカメラ用の赤外撮影フィルター『Kenko PRO 1D R72 フィルター』を装着して撮影をしたものです。デジタルカメラ内部のセンサーには赤外線除去フィルターが付いていますが僅かながら赤外線を感光することができます。(使用するカメラの機種によって、赤外の感光特性が異なります。Kenko PRO 1D R72 フィルターを使っても赤外写真が撮影できない場合もあります。)
通常はカメラを三脚に据えて数秒の長時間露光による撮影が一般的ですが、ISO高感度にものを言わせてF2.8・1/60秒・ISO:6400の設定で手持ち撮影です。モノクロでも光の表現がいつもと違うのがお分かりいただけると思います。
撮影したのは昨年の夏。赤外線の多い季節の方がより効果として写真に現れます。
いかがでしたでしょうか。デジタルによる赤外撮影は通常のモノクロ撮影とは少し違う世界観を手軽に表現することができます。今回は52mmのフィルターを49mmへステップダウンさせ『FUJIFILM X100F』へ装着しました。これから日差しがどんどん強くなる季節、ご興味のある方は是非チャレンジしてみてください。