【FUJIFILM】X100Fと行く越後湯沢の旅
最近コンデジに興味津々の私。
中でもFUJIFILMのコンデジがとても魅力的なので一緒にお出かけしてきました。
今回のお供はこちら
x100Fです。
2017年に発売されたFUJIFILMの高級コンパクトデジタルカメラです。
コンデジにはズームができるものが多いですが、こちらは23mm(35mm換算で35mm相当)の単焦点レンズが付いているカメラです。
クラシカルで美しい見た目、コンデジなのにしっかりとその存在感を放つちょうど良い大きさ、ダイヤルを回して設定をする操作感など、「カメラを使って写真を撮る」ことの楽しさを教えてくれるカメラです。
x100シリーズは初代のX100から数えて5代目まで続く人気のカメラで、
現在は最新機としてX100Vが出ており、そちらも大変人気ですが、今回はあえて1つ前のX100Fを連れて旅に出ました。
前置きが長くなりましたが、ここからは越後湯沢の思い出とともに、X100Fの作例をご紹介いたします。
X100Fの特徴のひとつに「開放時のボケの柔らかさ」があります。
F2で撮ると少しボケすぎなくらい、ふんわりとした写真になるのです。
ここではさらにアドバンストフィルターのソフトフォーカスというものを試してみました。
新幹線で移動しながら食べる駅弁は最高です。
開放で撮っているのですが、意図してピントを合わせているところ以外はかなりボケているのがお分かり頂けますでしょうか。
お次はロープウェイ乗り場での一枚。こちらもアドバンストフィルターのソフトフォーカスを使用しました。
移動することおよそ7分。
ロープウェイを降りるとそこには一面に広がるコキアが…!
というのを期待していたのですが、この日はあいにくの雨。
しかも霧がすごく、真っ白な世界でした。
唯一とれた写真がこちら。この写真にはフィルターを使用していません。
アドバンストフィルターを外すと、ボケ味がちょうどよいくらいになりました。
手前に映るコキアのディティールはしっかりと捉えつつ、遠くからコキア畑を見たときのポンポン、ふわふわとした印象を一枚の写真の中に納めることができました。
山頂にいると体が冷えてきたので温泉へ向かいます。
今回お邪魔したのはレトロな旅館です。
使用したのは「クラシッククローム」というフィルムシミュレーションです。
部屋に入るなり目に入ったのは、こちらの電話。
幼い頃、祖母の家にあったのもダイヤル式の電話だったのでなんだか懐かしいような、寂しいような気持ちになりました。
旅館ではよくある椅子ですが、クラシッククロームを使うと昔にタイムスリップしたような写真になりました。
いかがでしたか?
個人的には、X100Fならではのボケ感が面白く、
今欲しいカメラの一番になりました。
首から下げているだけでも気分が上がるし、でっぱった部分が少ないので持ち運びもしやすいです。
なんと言っても操作感が楽しい。
フィルムシミュレーションもかなり多く、満足でした。
今回の旅行はコンデジのみ持って行きましたが、十分楽しめましたし、何より身軽に動けたので大満足でした。
秋の行楽のお供におすすめのカメラです。