【Go! GW!】マップカメラスタッフのカメラバッグの中身大公開! Vol.5
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ゴールデンウィーク特別企画!「マップカメラスタッフのカメラバッグの中身大公開!」
第5弾である今日は、α7シリーズにマニュアルレンズをつけて撮影をしているスタッフをご紹介!デジタルとアナログの面白さを両方楽しめる機材をご紹介です!
通勤や少量の機材で撮影に出る場合はPeak DesignのEveryday Messenger 13inchを使っています。
元々ボディ1に対してレンズが4〜5になる場合は同社のEveryday Backpack 30Lを使う、という形でそちらを先に導入していたのですが、もう少しカジュアルに使えるカメラバッグが欲しいと思いMessengerを追加する形になりました。
詰め込んでいる状態を俯瞰で。右のスペースには奥にレンズが入っています。少量の機材と言いつつも、縦横で言えば13inchのノートPCが楽々入る鞄です。見かけによらずかなりの収容能力があるのがこのカバンの良いところ。
撮影に出る際は現地のお土産を買ったりする事があるのですが、いざとなればフラップをひっかける場所を変えて収容能力を上げる事ができます。(6リットル⇒14リットル)なので現地で何か増えても手がふさがって撮影ができない!という事がありません。本当に撮影だけ、という時はもう1本レンズをプラスして行く事が多いです。
そしてPeak Design社のカバンのもう一つの特徴がFlexFoldディバイダーという折り目のある中仕切り。日本の折り紙から着想を得たそうで、これを折り目に合わせて自由に折りカバンの中にマジックテープで固定するのですが、かなり自由にスペースを作れますので奥行き方向に対して上下にスペースを作ったりすることも可能です。
さて、中身ですがメイン機であるα7RIIIに加えて、買ってから必携レンズと化しているMACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical。このレンズ、フォトキナ2016で開発発表されてから約1年首をなが〜くして待っておりました。2017年8月発売です。
MF仕様や重さなど万人受けはしないと思いますが、描写に関してはぐうの音も出ないほど良いレンズです。全てではありませんが比較する点によっては、Otusにも匹敵する解像力と色収差補正力がポイントです。マップカメラ本館5Fでもデモ機を展開しておりますので是非一度お触りになって下さい。
また、今回の撮影ではSUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical IIIを一緒に入れていました。お気づきの方もおられるかもしれませんが、“ねことほそ道”の撮影で使った機材です。あとは、ブロアー、モバイルバッテリー、iPadなどを詰め込んでいました。
せっかくなので“ねことほそ道”の別カットをお届け。実は三ノ輪から千住大橋まで歩き、そこから電車で根津へ移動しつつ更に歩きで日暮里、上野と移動していたのでした。鳩が2羽。
根津神社にも立ち寄ってみました。この時期はツツジが見ごろを迎えますから寄るだけ寄ってみるかと覗いてみたものの、休日という事もあり、あまりの人ごみに目眩がしてしまいサラッと流すように数枚撮って後にしたのでした。
光を探すのが好きです。偶然が重なって風景から浮かび上がる被写体はそれだけで美しい。徐々に夏らしい気候になりつつある昨今、陽射しも強くなり光の落ち方も夏らしくストレートになってきました。今年も楽しみです。
続いてのスタッフのバッグの中身をご紹介!
私が唯一持っているカメラバッグはこちらのトートになります。目的・服装・気分によってその日のバッグを取っ替え引っ替え変えるので長らくインナークッションを使用しカメラバッグとして代用していました。しかしインナークッションは結構かさばり、カメラ以外の荷物が全然入らないのにバッグがパンパンになることも。
そこで自分に合う“カメラバッグに見えないバッグ”を探し続けて見つけたのが、とあるカメラ用品ショップから出ていたトートバッグです。パラフィン加工してある帆布生地に、フルベジタブルタンニンでなめされた牛革。機能だけじゃなく、デザイン、素材、製法、質感にもこだわって選びました。
サイズは身長176cmの私にぴったりの大きさ。バッグの口をロールトップにもできるのがポイントで、雨やホコリからカメラ・レンズを守ってくれます。内部は二重になった帆布生地。底部には厚手のクッション材が仕込まれています。底面には石突きも付いていますので、撮影の際に地面へそのまま置いても大丈夫です。
これは私が子供を撮るために普段使っている機材です。メインはパーフェクトな一台だと思って愛用している『FUJIFILM X100F』と、完全にアダプター専用機となっている『SONY α7』。α7は『Voigtlander クローズフォーカスアダプター』を装着した形をベースに、レンズは『A.Schacht Ulm Travenar 90mm F2.8(M42)』をM42-ライカMアダプターを介して装着。これによりM42レンズをつけてもクローズフォーカスアダプターで近接撮影が可能になります。
プラスで持っていく50mmは『CarlZeiss Sonnar 50mm F1.5 (Contax C)』か、『Leica Summicron L50mm F2 (沈胴トリウム)』。こちらも同様に一度ライカMマウントへ変換してから装着します。
その他はレンズペンにブロワー、財布など。青色の小バッグの中には予備バッテリーやSDカード、ビクトリノックスのマルチツール、モバイルバッテリーなどいろいろ詰め込んでいます。
プライベートでは子供ばかり撮ってます。(正確には一人で写真を撮りに行く時間がなくなりました…)
安定の描写力で絶対的な信頼を寄せている『FUJIFILM X100F』。このカメラにしてからRAWで撮ることがなくなりました。
X100シリーズの開放は柔らかいという方もいらっしゃいますが、写真画質にこだわったカメラのパッケージを考えればベストな描写特性だと感じます。これで開放がカリカリだったら私は購入してなかったかもしれません。子供を撮るにも最高の描写です。
『A.Schacht Ulm Travenar 90mm F2.8(M42)』を使い、休日の朝の息子を撮った一枚。テレゾナータイプのレンズで、あのルートヴィッヒ・ベルテレ博士(エルノスターやゾナー、ビオゴンの生みの親)が設計したと言われているレンズです。
休日はよく子供2人を公園へ連れて行きます。少し色味が寒色に転ぶシャハト製レンズはとても好みな写りの1本です。
換算35mmの『FUJIFILM X100F』と中望遠の『A.Schacht Ulm Travenar 90mm F2.8(M42)』は使い分けもしやすく、その時のイメージで使い分けています。
子供撮りカメラとしては少し偏った趣味の機材ですが、日々成長する子供たちを何で残すのか。私はいつでも撮れる万能な機材ではなく、撮りたいイメージを写真に残せる機材を選んでいます。
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