9月の中旬だというのに、日中はまだ暑い日が続いています。
こう暑いと、わざわざ重いカメラを持ち出して外で撮影なんて気になれません…

おいしい(？)場面があっても、ついつい素通りしてしまうか、
コンパクトカメラでパシャっと撮っておしまい、なんて日々…　

そんな怠惰な自分に喝を入れるべく取り出したのが、そう中判カメラの雄 ハッセルブラッド!!　

なにもそんな極端な… いやいや、やるからには思い切りよく、
というわけでしばらくバッグの中に眠っていたハッセルを取り出し構えてみると、

う～ん、いい…　いかにもカメラ、いかにもハッセル！　…当たり前か…　

ズッシリしていながら、丸みを帯びたフォルムが手にフィットして、
なんとも言えない満足感。　

そして、おもむろにシャッターを切っ…　切れない…　あぁ、引き蓋抜き忘れた…　

えっと、あらためてシャッターを切ってみる…　

「バコッ！」 う～ん、ハッセル!!

さてさて、それではこのハッセルであれこれ撮ってみようかな…　でもせっかくだから、皆さんもいかがですか?!

「ハッセルなんて、高くて手が出ないよ！」　
…確かに高価ですけど、今のデジタル一眼と比較すると、極端に高いとも言えないのでは…

「なんか難しそう…」　
…慣れです！　そして気がつくと、あれこれ手間をかけて1枚撮ることになんとも言えない快感が…　

「壊れやすいんじゃ…」　
…一定の作法はありますが、それさえ守ればそうそう壊れるものではありません。　

それこそ世界のプロカメラマンのハードな使用に耐えてきたカメラですし、
一昔前は「山岳写真といえばハッセル！」というくらい多くのカメラマンが
過酷な条件下で愛用していました。　

なんてまぁ、かたっ苦しいことはこれくらいにして、試しに一度手に取ってみてください。

「とりあえず ビール！」みたいな感じで、どうです、

「とりあえず ハッセル!!」

え～と、「とりあえず」撮影は次回以降ということで…

（文責・イット）

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