微風が頬を撫でる。夏の暑さも、冬の寒さもなく、ちょうど心地よい気温。
日本のほとんどの地域は秋晴れが広がっていますが、この日の東京は曇り空。午後に外に出かけた筆者は、天気予報で聞いた「日没前の最後に曇りから晴れへ」のを期待しています。
今日筆者が持ってきたのはKodakのコンパクトデジタルカメラ「PIXPRO FZ55」です。
手に入れた瞬間、第一印象は「軽すぎる!」。筆者が使っている金属製の名刺入れくらいの重さしかないです。
しかも大きさもそれに近いです。公式のデータによれば、本体の重さは僅か106gです。
筆者はレッドを選びました。実際に手に取ってみて、レッドを選んで良かったととても満足しました。
レッドはKodakというブランドのイメージにもぴったりで、軽量でありながら、レトロでおしゃれなデザインも気に入っています。
PIXPRO FZ55は1365万画素のCMOSセンサーを搭載しています。はい、CMOSです。CCDではありません。
正直言って、当時の驚きは皆様と同じくらいかもしれません。
これぐらいの画素数は決して高すぎず、低すぎず。むしろ、昔のCCDを使っていた頃の感覚を味わったような気がします。全体的には、CCDよりはクリアですが、過度にシャープすぎることもなく、ちょうど良い感じ。
レンズは35mm換算で28mm-140mmのズームレンズ。そう、光学ズームレンズです。撮影時、右手の親指で簡単にズームを調整できます。
ISO感度は100から3200まで対応します。フラッシュ内蔵のコンパクトデジタルカメラとして、筆者には十分満足できる範囲です。そして、現行のSDカードが対応しているので、そこそこの容量があるSDカード使えば、一日フラフラしながら、500枚以上撮れそうな感じがします!
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今日の天気予報は本当に噓ではありませんでした!太陽が沈む前の最後の1時間、雲の合間から顔を出してくれました。
夕日の光はとても柔らかく、東京の下町、谷中銀座の屋根がその光を浴びています。昭和時代の建物のスタイルが、このカメラの色合いととてもよく調和しています!
早速、カメラをカバンの中から出して撮影再開です!
小さなカメラには小さなカメラの良さがあります!
片手で操作でき、さまざまな角度からの撮影がとても楽です。
低い角度で撮った写真はインパクトがあっていい!
秋の初めの光は短いものです。あっという間に、街の灯りが道を照らしていきます。もちろん、筆者のPIXPRO FZ55のフラッシュも一役買っています。
家の前から夜の街を見下ろしました。夕日の余韻がまだ残っているのがかすかに見え、手持ちで撮った写真は少しぶれてしまいました。
でも、そのぶれ具合が、昔のデジタルカメラのCCDのような特有のあいまいさをもたらしてくれました。