今年の四季はなかなか面白いもので、春⇒梅雨⇒酷暑⇒梅雨と巡り、今は梅雨の真っただ中です。
毎日毎日雨が降り続き、最後に晴れ間を見たのがいつだか思い出せない。
これを秋とは呼びたくありません。
閑話休題。
さて、外出ができないとなると家の中で写真を撮ることになるのですが、今年はステイホームであらかた撮り尽くしてしまいました。
そこで何か面白いものはないかと考えていると、LAOWA (ラオワ) 25mm F2.8 2.5-5X ULTRA MACRO (ニコンF用)が目に留まります。
等倍以上のマクロ撮影は未経験なので、「これは楽しみだ」とワクワクしながら試してみました。
早速愛機のD7500にマウントし、ダイヤのネックレスを撮影。実物の大きさは約7㎜程なのですが、5倍で撮ればここまでクローズアップすることができます。肉眼では全く見えないディテールがしっかり見え、解像力も高いレンズなのだと思い知らされました。
こちらはサファイアのネックレスです。月を象ったシルバーの部分を磨いていないので、鈍色になってしまいました…。
「成功」「誠実」「慈愛」といった意味を持つこの宝石は、身に着けていると夢をかなえるための力をくれるそうです。
ハイライト部のフリンジはかなり抑えられているので、「ライティングしてミニチュア商品撮影をする」にはもってこいのレンズかもしれません。
今度はプラモデルの表面を拡大してみます。
「青一色」、「銀一色」だと思っていた表面が、「塗料の粒がたくさん乗って色がついている」のだと解りました。
(本レンズでの撮影時はAEがうまく働かず、露出が暗く出る事がまれにあります。もちろんLVでの撮影の為、センサー面で露出を算出していますが、高倍率マクロという特異性によるものかもしれません。露出補正をかけても好みの明るさに出来ない場合、絞り優先モードで露出補正を+3段などにするよりも、マニュアルモードでの撮影をお勧めいたします。)
100円均一で購入したビン積めカラーストーンを5倍で撮影してみました。
こういった写真を撮るのであれば、POPやホームページのデザイン背景にも使用できそうです。写真の活用幅が広がるレンズかもしれません。
身近なものをどんどんクローズアップしたくなります。
最後にクイズです。これは何を写したものでしょうか?
答えは「植物の葉(サギソウ)」です。
葉緑体も見えるかと期待しましたが、流石にそこまでは写りませんでした。
これも何かのデザインに使えそうな写真です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また面白いレンズがあれば試してみます。