【Leica】オールドレンズ散歩 ズミター L50mm F2
ズミター L50mm F2 を Nikon Z6(レンズアダプター使用)に装着して散歩に行ってきました。
ズミター L50mm F2 は、1939年(82年前!)に登場しました。
バルナック型ライカ用のスクリューマウント(L39)で、16年間で170,000本余り作られました
沈胴レンズで、撮影時にレンズを引き出して使用します。
沈胴時はマウント面から先端まで約23mm、撮影時は約47mm、最大径約47mm(ピントノブ除く)重さ240gのレンズです。
フィルターは、ズミター L50mm F2専用のもので、他のレンズには使用できません。フードはユニークな折り畳み式のSOOPDです。
ぶらりと六本木を歩いてみました。
今回は、すべて絞り開放F2で撮影しました。
日差しを反射する草の葉、滲んだハイライトが暖かさを感じさせます。
被写体によっては、背景のボケは、うるさいほど癖の強いものになります。
周辺光量が足りないところも雰囲気を出してくれます。
ズミター L50mm F2は、絞り開放での甘さとわずかな滲みのため、軟らかく優しい描写をするレンズでした。
優等生で人気のズミクロンには無い味わいのあるレンズです。ぜひともお試し頂きたいと思います。