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【Leica】一世代前と侮るなかれ! SL2と春のお散歩

【Leica】一世代前と侮るなかれ! SL2と春のお散歩

伝統あるライカ。
その長く奥深い歴史を思うと、フルサイズミラーレス機SLシリーズはまだまだ歴史の浅いカメラです。
初代SL(Typ601)が登場したのが2015年11月ですから、まだ10年に満たないことになります。

ライカが作るフルサイズミラーレスカメラとして大注目を集めたSL(Typ601)。
新たに開発された高性能レンズ群を備え、ライカらしさをふんだんに盛り込んだ機体でした。しかし、当時何代も先行していた日本メーカーのミラーレス機に比べると、まだまだ物足りない部分も多くありました。

そんな劣勢を覆したのが、4年後の2019年11月に登場したSL2です。
画素数が2400万画素から4700万画素にまで引き上げられたのをはじめ、強力なボディ内手ブレ補正機構や防塵防滴性能を備えるなど、技術的に大きな改良が加えられました。
AF精度や速度、連写性能などの基本性能は勿論、ファインダーの高精細化や操作性にも大幅な改善が施されたSL2は、一躍ライカを象徴するカメラとして人々に認知されるようになりました。
2024年3月に後継機SL3が登場。2024年9月にSL2の生産完了が告知されましたが、その高い性能は見劣りすることなく、現在でも十二分に通用するものです。

今回はそのSL2を携えて撮影に出掛けました。
持ち出したのは、2023年7月とかなり後発で発売になったシルバーモデル。精悍なブラックボディより上品な雰囲気が加わった印象で、どこか気品すら感じさせるモデルに思えます。

アダプターを介して装着したレンズは、ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.シルバー。こちらも現行ズミルックスに対し、一世代前のモデルです。
登場は2004年ですから、実に20年以上が経過したことになります。
しかし現行のズミルックス M50mm F1.4 ASPH. 11728 ブラックと11729 シルバーが発売された2023年4月まで、M型ライカレンズを代表するレンズとしてラインナップされていた超ロングセラーモデル。その実力たるや、推して知るべしといったところ。

シルバーモデルのレンズは外装が真鍮製で、ブラックモデルより100gほど重くなります。
M型ボディに装着した時はその違いが如実に手に伝わるのですが、大きなグリップを備えたSL2だと全く気にならず。むしろバランス的にも見た目的にもシルバーボディとの相性抜群でした。

というわけで、今回ボディ・レンズともに一世代前の組み合わせで街に繰り出すことに。
撮影者もこれまた20代30代の若手バリバリに対して一世代前の… いや、二世代か… とりあえず、上野界隈をそぞろ歩きしてみました。

3月中旬、上野周辺を歩くにしては梅の見頃はとうに過ぎ、桜はまだこれからという何とも中途半端な時期でしたが、三寒四温の「温」に当たったこの日、撮影散歩にはうってつけのお天気でした。

Leica SL2 + SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH.(以下、同じ。)

多くの参拝者に撫でられ光沢を放つ牛。絞り開放で目にピントを合わせたところ、前後が自然な感じにボケて目力(?)が強調されました。
今回のモデルは牛でしたが、人物ポートレートでも良い表現が出来そうです。
M型ライカのレンジファインダーでは中央部でしかピントが合わせられないので、シビアなピント合わせを求められるポートレート撮影では苦労します。その点自由な位置で画面拡大の可能なミラーレス機は有利。特にSL2の高精細なファインダーは、ストレスなくピント合わせが出来ました。

F5.6くらいまで絞ると、少し離れた背景でも形を残して写してくれます。
びっしり結ばれたおみくじの向こうで、熱心に参拝される人。お子さんの合格祈願か。私も何十年も昔、こちらにお参りしました…

もう少しおみくじに近づき、今度は逆に後ろにピントを持ってきました。すると50mmでありながら、思いのほか圧縮効果が。

境内を出て不忍池の方向へと進みました。途中ピザ屋さんらしき店の看板を。
逆光を「BW Nat モノクロ」モードで。
今回の撮影、カラーは「STD 標準」、モノクロは「BW Nat モノクロ」の2つのフィルムモードを使いました。
変に色味やコントラストを強調させず、カメラが標準とするものを楽しむことにしました。

ずらっと並んだ室外機が印象的な巨大なマンションの前で。
街路樹を絞りF4で撮影しましたが、マンションの外壁をバックに浮き上がるように描写されました。

近所にある明治時代に建築された洋館を訪れました。平日は撮影可能ということで、つい長居してしまいました。

洋館というとどこも階段がとても画になります。
手前のランプにピントを合わせ、背景は階段とわかるギリギリのところまでぼかしました。

階段の上から、今度は逆に精緻に。先の写真はISO 100でしたが、光が少なかったのでISO 800まで上げて。



落ち着いた色味はライカならでは。静寂が漂う空気感まで写し出せるような気がします。


モノクロモードも重厚感が出て、この場の雰囲気によく合いました。
暗部も沈み込まず、グラデーション豊かに。

離れがたかった洋館を後にし、ようやく不忍池に着いた頃には陽もだいぶ傾いていました。


雑多な色味が多かったので、モノクロモードを多用。春の斜陽に揺らめく水面を強調することが出来ました。

春とはいえ日が暮れ始めると途端に肌寒く… 昼間の陽気に合わせ薄着で来てしまったので、少し早めに帰途につくことにしました。

 

今回、現行機から一世代前のSL2とズミルックス M50mm F1.4 ASPH.という組み合わせ。
それでも物足りなさを感じるどころか、その描写力の高さをあらためて実感させられる結果となりました。
ダイヤル等の配置を含めた操作性も良く、数時間の撮影でも撮影枚数はかなりのものに。ストレスなく撮影を楽しめました。

 

そのSL2、今大変お買い得なことになっています。
僅かに残る新品もそうですが、中古品がとにかく狙い目!
シルバーボディが60万円台から、そしてブラックボディはなんと50万円を切る価格に。これはSL3の新品価格の半値以下!
終了間近となっている60回まで金利無料のショッピングクレジットや「中古 欲しいを応援 決算セール」を活用していただけば、よりお得にお求めやすく手に入れられます。
春の本格的な撮影シーズンもすぐそこまで。今年の春はライカを手に撮影に繰り出してみては。






[ Category:Leica | 掲載日時:25年03月23日 17時15分 ]

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