連載中の「カメラを愉しむ」 vol.79は、「春旅に連れて行くカメラはLeica Q2で決まり!北陸編」をご紹介いたします。
3月に入り少しづつ寒さも和らいでくるとやりたくなること、それが『春旅』。
自由自在なクロップ撮影で交換レンズ不要なLeica Q2とお財布をバッグにいれて、さぁ出発!
宿泊先や行き先はその時の感性で決めて行きたいので、旅の目的やディティールだけをザックリ決めて車を走らせます。たどり着いたのは福井県。穏やかな波と潮風のかおりに癒されます。
静止画だと伝わりにくい情景もあると思いますので、動画モードに切り替えて動画撮影。Leicaでも気軽に動画撮影ができるのはとても嬉しいポイントです。
冬の日本海は荒々しい雰囲気があるものですが、この日はとても穏やかでした。
釣り人たちもポカポカ陽気で気持ちよさそうでした。
福井から少し移動をして鯖江駅に到着。鯖江市といえば国内シェア約96%を誇るあの道具の産地としても有名!
そう、メガネの生産地としてとても有名な場所。筆者はメガネコレクターでもあり一度は見学したいと思っていためがねミュージアムへ足を運びました。
海外製のメガネフレームも何本かコレクションしているのですが、日本人の骨格にあわずやっぱり「鯖江のメガネ」がNO.1と実感いたします。
メガネのルーツや製造工程、歴史的な名作、そしてメガネがトレードマークの芸能人の愛用メガネが展示されていたりと非常に楽しめました。
べっ甲で作られたフレーム、とても歴史的な逸品ではありますが斬新かつ加工技術の高さに驚かされます。
色々見学していくうちに、メガネ愛が更に高まって参りました。
ミュージアムの片隅に目をやると、何やら親しみのある道具たちが並んでおりました。職業柄眺めているだけでもテンションが上がってしまいます。
さて、日も暮れてきたので金沢に移動。
日中の金沢も勿論ステキですが、金沢のゴールデンタイムは「夕刻」という持論があります。
歴史的な街並みが、日が暮れていくにつれて1つ1つ玄関の灯りが灯されていく。
ほとんど観光客がいなくなったその日常風景がとても素敵です。
遠目からでもお米屋さんがある事が分かる斬新な暖簾を見つけ思わずシャッターを切りました。
露出に悩みがちなシーンですが、ダイナミックレンジの広さでオシャレな室内の電灯を理想通りに表現することができました。
さて、金沢のひがし茶屋の街並みを歩いていると1軒1軒「軒先」にとあるものが祀られていることに気が付きました。大根?納豆?近づいてみるとその正体はとうもろこし。
これは門守という風習とのことで、とうもろこしの様に豆が多いものを飾ることで「まめまめしく健康に働ける」、絹糸と呼ばれる髭の様な部分は「儲け・厄除け」になると飾られているそうです。
カメラを片手にファインダーを覗くから新しい発見がある。ぜひ旅のお供にコダワリのLeica Q2を手にしてみてはいかがでしょうか。
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