【Leica】金曜フードショー☆第10回 FOOKH 35mmズマロン、エルマー用フード
みなさん、こんにちは。「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
今回紹介するのは、ズマロン35mm F3.5、エルマー35mm F3.5 用の「 FOOKH (12505) 」です。
ズマロン、エルマーともに小型のレンズなので、フードもとても小さなものです。
↓ 左から、FOOKH、ズマロン35mm F3.5、エルマー35mm F3.5です。
エルマー35mmF3.5用には、「FLQOO」がありましたが、
ズマロン35mmF3.5の発売(1951年)にあわせて登場した「FOOKH」と兼用になりました。
寸胴のシンプルなデザインですね。取付け部には「E.Leitz Wetzlar Germany」の刻印。
反対側の胴には「Summaron-Elmar3.5cm」の刻印があります。
きれいな梨地のクローム仕上げです。
レンズへの固定は、押しネジ方式です。(押しネジ方式:第1回 XOONS ズマリット50mmF1.5用フード参照してください)
バリエーションは、ブラックペイント仕上げのものや、ニューヨークライツ製があるようです。
レンズに装着するとこんな感じです。左がズマロン35mm F3.5、右がエルマー35mm F3.5です。
レンズよりフードのほうが長いですね!
取付け部の内径が36mmなので、エルマー50mmや90mm、135mmなど指定のフィルターがA36のレンズにも取付け可能です。
↓ シュナイダーのクセノゴン35mmF2.8に取付けてみました。まったく違和感ないですよね。
そのほかにも取付け可能レンズがありそうです。ひとつ持っていると、とっても重宝するフードですよ!
いや~フードってほんとにいいもんですね!