【Leica】麗しのブラックxニッケル
あゝ、麗しのブラックxニッケル。
本日ご紹介いたしますのは、
艶やかなブラックと
シルバーとも、ゴールドとも違う、静かな妖しい輝きを放つニッケル
「ブラックxニッケル」の世界でございます。
ニッケル仕上げのレンズはいくつか存在いたしますが、
本日紹介するのはそのうちの4本。
まずはバルナック型といえばこちらのレンズ。
「エルマー L50mm F3.5」
こちらのレンズのバリエーションにはブラックの塗装がなく、
暖色系のニッケル仕上げがブラックのボディを華やかに演出。
またエルマーを装着しておりますコチラのボディ、
バルナック型の中でも人気が高いDIIIのブラックペイント。
1933年に発売されたモデルで、当時の報道関係者が多く使用していました。
ストラップを通す環や、視度補正レバーが付いたりと実用性が飛躍的に向上しました。
後のバルナック型の基礎となった名機です。
一風変わった宇宙船のような形をしたコチラは「ビドム」という可変焦点ファインダーです。
バルナック型は50mmのファインダーしか内蔵していないので
35mmなどのレンズを使う際は外付けファインダーで対応します。
下部には視差(パララックス)を補正するレバーがあります。
ローレット部を回すことでレンズの焦点距離に合わせた画角が覗けるようになっています。
複数のファインダーを持ち歩かなくて済む上に見た目もクールです。
続いては「エルマー 90mm F4 ダルマ」
ダルマのような美しい流線形のフォルムからダルマと呼ばれております。
通常のエルマーのスマートな見た目に対し、レンズの存在感が際立ちます。
先ほどの「ビドム」と組み合わせると一際です。
現代には無い見た目のカメラです!
続いては「山岳エルマー L105mm F6.3」と呼ばれるレンズ。
山岳写真家や登山家が好んで使ったことからその名が付きました。
風景を撮るときは絞りを絞って撮影することが多いので、レンズ自体の明るさはそれほど必要なく
むしろF値を抑えることで望遠レンズながらもコンパクトな仕上がりになっています。
望遠レンズらしい長さですがスラッとした鏡胴がセクシーです。
ポートレートなど、被写体を切り取る用途にもオススメです。
最後は「ヘクトール L73mm F1.9」
クセ玉として名を連ねるレンズの1つで、特に中望遠レンズで描写にクセがある物というのは珍しいです。
そして、ブラックxニッケル、ブラックxシルバーなど外装のバリエーションが豊富なのも面白いです。
今回ご紹介したレンズ達です。
並べてみると艶のあるブラックペイントとニッケル特有の暖色がなまめかしい雰囲気です…。
アナタはどの「ブラックxニッケル」にしますか?
↓今回ご紹介したブラックxニッケル」はコチラ!↓
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