【Leica】 ようこそ、色のない世界へ。 その4
90mm F6.7 1/125秒 ISO320
皆様こんにちは!
気が付けばもう12月も半ばです。
あと少しで2015年が終わると思うと時間の流れは早いものですね。
さて、モノクロでしか撮れないカメラを持って旅をする
「ようこそ、色のない世界へ。」
本来はその3で一区切りつけようかなと思ったのですが、
モノクロで撮るのが好きなのと、Leica M Monochromの描写がすさまじいので
すっかりこのカメラにお熱になってしまいました。
…ということで第4回目です♪
今回は、その1でお送りしたAPO SUMMICRON M90mm F2 ASPHと
同じ焦点距離を持つオールドレンズをご紹介!
ELMAR M90mm F4 トリプレットタイプ
初代ELMAR 90mmが3群4枚構成だったのですが、
このレンズは1枚減って3群3枚構成。
この3群3枚のレンズを俗にトリプレットと呼びます。
今回手にしたELMAR M90mm F4 トリプレットタイプは
シャープな写りが特徴で「カミソリエルマー」と呼ばれています。
1963-68年の間に製造されていましたが生産数が少なかった為に
今となっては珍しいレンズです。
カミソリに例えられるなんて、どんな写りなのか気になるところ。
それでは早速!
90mm F5.7 1/180秒 ISO320
昼は日陰ですが、夕陽が眩しい時間帯はここに木漏れ日が射します。
公園の広場よりも木が立ち並ぶ脇の散歩道がお気に入りポイント。
トップ画も同じところで撮っています。
90mm F11 1/60秒 ISO500
真っ赤な実がなっている木がありました。
「色のない世界」なので色は伝わらないですが…
絞っても90mmなのでボケが大きいです。
そしてカミソリというにふさわしいシャープな写りです!
90mm F4.8 1/90秒 ISO640
街はすっかりクリスマスの雰囲気ですね♪
最短撮影距離で撮るとボケはちょっとざわざわします。
それにしても3枚しかレンズが入っていないのに
これだけ写るんだからビックリします!
90mm F8 1/125秒 ISO1000
このレンズの真髄を見た!と思う1枚。
ふさふさの1本までくっきり見えるようなシャープさ。
丸ボケも形が綺麗でいい感じです♪
90mm F8 1/90秒 ISO1000
最短撮影距離は約1mですが自分が下がれば物撮りもできて便利。
今回は絞ってばかりなことに今更気付きました…。
90mm F5.7 1/1500秒 ISO800
自由が丘のスイーツフォレストに来ました。
ここの照明は泡立て器に電球が入っているようです。
RAW現像でシャドーを持ち上げるのを前提にあえて暗めに撮りました。
室内なのに異様に速いシャッタースピードがその証拠。
元データを見ると「え、大丈夫?これ…」と思えますが
ちょちょいといじるとアラ不思議。ハイライトからシャドーまで綺麗に出ます。
これがM Monochromのすごいところ。
90mm F5.7 1/350秒 ISO800
これまた食に関わる器具が。
天井から落ちてきたら痛いだろうなぁ、と思いながら撮っていました。
金属の質感や冷たさが表現できていればなと思います。
90mm F4 1/60秒 ISO640
スタッフから「いいじゃん!」と声をいただいた1枚。
この1枚のために上の階からここに人が通るのずっと待っていましたから
粘り勝ちというやつですか。
その1でも似たような写真を載せたような…。
中望遠でしか撮れないこういう写真が好きなんです、私。
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この1枚だけカラーで失礼します。
シルバーボディにしっくりきますね!根元のくびれと革張りも素敵です。
それでいてピントリングは大きめでメリハリの効いたセクシーなレンズです♪
「ようこそ、色のない世界へ」
それではまた♪
今回ご紹介したエルマーは中古でしか手に入らないレンズですが
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