【Leica】 金曜フードショー☆第29回 VALAU エルマー5cm用絞り調整機構付フード
みなさん、こんにちは「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
今回紹介するのは、VALAU エルマー5cm用絞り調整機構付フード です。
金曜フードショー第22回で紹介したエルマー5cm用のVALOO/16620 絞り調整機構付フードの前の型です。
ということは、このVALAUもエルマー5cmを引き伸ばし機にとりつけたときの「絞り操作用リング」なのです。
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本体には、レンズに固定するためのネジがあり、その反対側に「Leitz Wetzlar」、
両側に1~10の目盛が刻印されています。
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ニッケル仕上げで、正面内側は艶消し黒で塗装されています。
指標のあるギザギザの付いた先端が回転し、レンズの絞りリングを動かす仕組みです。
レンズの絞りレバーとVALAUの切欠きが合うように取り付けます。
固定用のネジを締めれば準備完了です。
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VALAUの先端のリングを回すと絞りを変えることが出来ます。
ニッケルエルマーには、3.5、4.5、6.3、9、12.5、18の6つの絞り値が刻んであり、
VALAUには、1、2、3、4、6、10の6つの数字があます。
今回試したレンズでは、3.5~18の絞りと1~10の数字はピッタリ合うことはありませんでしたが
切欠きから絞り値が読み取れるようになっています。
ブラックペイントのLeica DIII にニッケルエルマー50mm、そしてニッケル仕上げのVALAU。
いつまで見ていても見飽きることはありません。
エルマー L35mm F3.5にも使えるんですよ。
いや~フードってほんとにいいもんですね!
※VALAU には、他に刻印の異なるシルバークローム仕上げもあります。