【Leica】 Summarit M75mm F2.4
絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
2014年に登場したズマリット 75mmF2.4は
2007年に発売されたズマリット 75mmF2.5の刷新版で
最短距離が90cmから70cmに改良され
中望遠レンズらしいボケをさらに楽しめるようになりました。
重量も20g軽くなりました。
F8まで絞ったカットですが立体感がよく出ていますし
奥行きの光の透け方もとても自然でよく写っています。
この辺りはさすがLeicaだなと思います。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/350秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
純粋に光学性能が向上した新型のズマリットは、
というよりLeicaのレンズ全般に共通するものかもしれませんが
光の捉え方と描写の美しさが本当に艶っぽいです。
射しこんだ光の始点から自然に落ちていく光量のグラデーション。
ただの消火器を撮っただけなのに結構好きな写真です。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/350秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
薄暗い一本道。
Mの小さなシャッター音がよく聞こえるくらい静かな空間。
穏やかな時間というのがとても好きで、
にじみ出る生活感を隠すわけでもないのに
いつもどこか静けさに包まれている団地という場所が好きです。
絞り:F3.4 / シャッタースピード:1/350秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
秋から冬になりつつある季節の「朝」という時間はとても短いものです。
まだ青みがかった「早朝」から「昼白色」に変わる間際をこの目で見ました。
さようならまた明日、朝の光。
絞り:F3.4 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
カーン!カーン!カーン!
けたたましい踏切の警告音。
鳴り止むまでじっとはしておらず鳴る踏切を撮っては
ピントの掴み具合を確かめ、楽しんでいました。
だってとても気持ちの良い立体感ではありませんか。
絞り:F6.8 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
絞って撮る、ということがまだ上手く使えません。
どれもまだ上手く使えていないんですが
このレンズは木々からこぼれる日溜まりを
実に忠実に、美しく描いてくれました。
光の魅力を再認識させてくれるレンズだなと感じます。
絞り:F4.0&F2.4 / シャッタースピード:1/500秒&1/750秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
射しこむ光に照らされるモップ。
「何を撮っているの?」とおそらく一片の悪意もない純粋な興味をぶつけられ、
我に帰り、恥ずかしさに心折れようとも
光の悪戯があれば撮りたくなるのが
写真を撮る者の悲しい性ではないでしょうか。
開放絞りとF4.0まで絞って選んだのはF4に絞ったカットでしたが
結局開放絞りの柔らかさも捨てがたい。
だからそっとマウスを画像に載せると
開放絞りのモップが現れる細工を施しました。良ければ是非。
開放絞りではモップよりもその周囲のコントラストが淡くなり
柔らかく優しい描写になっています。結構たまらない描写です。
絞り:F2.4 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
まぁ絶景を望みにきたわけではない散策に、
確固たる撮るべきものが存在するわけではありません。
だからこそ、日常に見落としていた被写体を見つける機会を
与えてくれるレンズとの出会いはとても大事なもの。
少なくともこのレンズを持って歩いた一日は
どんどんシャッターを切りたくなる一日となりました。
絞り:F3.4 / シャッタースピード:1/750秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
75mmという画角がとても好きなのです。
35mm,50mmと比べるとなんと差し迫る画角だろう!と驚くかもしれませんが
例えば歩いている時、気になった赤い自転車。
見つめるには少し大袈裟だけど、気になるアイツ。
見つめるさじ加減はあなたとレンズの絞り次第。
絞り:F3.4 / シャッタースピード:1/350秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
こんなにも陽光に満たされた道なのに
ここは銀杏地雷原。
初めて来た道ですごい好きな道なんですが
この時期は通りたくない。
銀杏ロードと笑いながら自転車で颯爽と走り抜ける人たち。
つま先立ちで踏まないようによたよたと歩く私。
この女性もこれから銀杏地雷原を歩いていきます。
ご武運を。
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
なんだか夏の日みたいな一枚。
今にも道の奥から子どもが自転車で走ってくるような。
でも私以外ほぼ人のいないこの静かな道は
持ち主の帰りを待つ自転車を何やら意味ありげに写してくれました。
絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/180秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
なんだか前の写真と似た構図になりました。
気の早い秋が森と地面を紅く染め始め
まだ秋を楽しんでいないのにとなぜか焦る逸る心。
11月は本当にあっという間です。本当にあっという間。
燃ゆる日々はそう長くは保ちません。
だから少し私たちも身を焦がさなければ紅葉の季節はあっという間です。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1500秒 / ISO:200 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
瞼を閉じても容赦なく突き刺す陽光。
こんな状況でもフレアはそんなに出ません。
ズマリット50mm/F1.5 を思うとその進化に感嘆の声をあげたくなります。
とはいえズマリット50mm/F1.5でこの状況を撮ったらと思うと
それはそれで面白そうと思ってしまいますが。
絞り:F11 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:800 / LEICA M(Typ240) + ズマリット M75mm F2.4
75mmのぎりぎり標準域、ぎりぎり中望遠。
という絶妙な画角のズマリット M75mm F2.4。
中間距離であればF4くらいからがピント面の解像もこなしたうえで
背景のボケも楽しむ事ができると思います。
開放絞りの柔らかく優しい描写は
人物、ポートレート撮影で重宝しそうです。
Leicaのレンズとしては比較的手に入れやすいズマリット。
ズミルックスやズミクロンが良い!と思っていた私でしたが
ズマリットもLeicaの魅力を十二分に持ったレンズだと感じました。
ちなみに今回降りた駅は西武線 萩山駅。
西武線は自然豊かな場所が多くて、歩くのに退屈しません。
ちなみに歩いていたら多摩湖のほうまで歩いてました。
都立狭山公園は紅葉の時期とても綺麗で、湖もあり、夕日も綺麗。
ススキ群落は一度見てみていただきたいスポットです。
なんなら西武遊園地もあり、電車で少し行けば西武球場。
そしてトトロの森まで、、!
西武線散策は奥が深そうです。
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