先日、群馬県の渡良瀬川周辺に行ってきました。
渡良瀬川は北関東を流れる利根川水系の1級河川で、栃木県日光市と群馬県沼田市との境にある皇海山を源流として、
茨城県古河市と埼玉県加須市の境界で利根川に合流します。
この日はライカのフルサイズコンパクトデジタルカメラLeica Q(typ116)をお供に桐生市から上流に向かって進んでいきます。
市街地を抜けてワインディングの山の中を進むと本日の目的地の一つ、レトロ自販機コーナーにつきました。
ここにはうどんやラーメン、トーストサンドなどの自販機が並ぶスポットになっています。
訪れた時間帯はちょうど売り切れで、自販機で購入することが出来なかったのですが100メートルほど離れたお店で、
自販機メニューを楽しむことが出来ました。
今回はうどんを頼んでみました。自販機専用の独特な柔らかい器にかき揚げとサツマイモのてんぷらが乗ったうどんがやってきました。
うどんには一緒に青唐辛子が入っていて、食べながら齧るとピリッとアクセントになります。
Leica Qは接写に切り替えることが出来るので、料理撮影も簡単にすることが出来ます。
実はもう1杯頼んでいて、こちらはラーメンを選んでみました。こちらのラーメンも自販機用の容器に入っています。
ラーメンはしょうゆ味で、柔らかいチャーシューと鶉の卵が入っています。うどんもラーメンもシンプルで懐かしい味でした。
先ほどの自販機コーナーから少し引き返して川沿いに降りてみます。上流の方を見てみると先ほどの市街地と違ってだんだんと山に囲われているのが感じられます。
この先、上流に向かっていくと草木ダムや足尾銅山跡などがあります。
先ほどの河原の近くにあるのがもう一つの目的地、わたらせ渓谷鐵道の水沼駅です。
水沼駅は1912年に開業した無人駅で、最初の足尾鐵道や国鉄時代を経て、現在はわたらせ渓谷鐵道の駅となっています。
この駅には温泉施設が併設されていて、温泉は神経痛・五十肩・うちみ・慢性消化器病・冷え性・高血圧・動脈硬化症・病後回復期などに効果があるそうです。
電車で旅をしながら寄ったり、国道122号で日光に向かう途中に立ち寄れるのも魅力です。
温泉に入らずには帰れないということで、日が暮れるまで温泉を堪能して帰路につきました。
Leica Qとちょっとそこまで。自由きままに出かけてみませんか。