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【MIRFAK Audio】新品4000円台前半のショットガンマイク「MFA02」が素晴らしい

【MIRFAK Audio】新品4000円台前半のショットガンマイク「MFA02」が素晴らしい

近年、Vlog(Video Blog)の流行に伴い、世界的に動画需要が上がっています。
各カメラメーカーは動画機能を進化させ、今ではエントリークラスのミラーレス一眼でもなかなかの画質で動画撮影が出来る様になりました。
しかし皆様、お気づきでしょうか。
動画画質や動画AFの進化は著しいのに、ある一部分だけは昔からほとんど変わっていないのです。
それは…。

マイクです!

2012年発売のエントリークラスカメラであるEOS Kiss X6iと、2019年発売のフルサイズミラーレスEOS RPの内蔵マイクの音質を簡単に比較してみましたが、思ったより差が大きくないことに驚きました。

カメラ本体に内蔵されているステレオ(モノラル)マイクは、製造コストやカメラ内の基盤配置等様々な理由により音質を求めるとちょっと役不足。
人の声が少し上ずっていたり、中低域~低域の音が拾えず薄い音になっていたり、沢山の音がまじりあうと「全ての音が団子になって」聞こえてきたり…。
そこでお勧めしたいのが、外付けマイクです!
カメラのホットシュー部分(上面にある銀色の凹み)に装着し、3.5ミニプラグ(我々がいつも使っているイヤホンの端子)用のケーブルでカメラと繋いで使うマイクの事です。(その他にもXLRプラグを使用するものがありますが、今回は割愛します。)

今日は2019年設立の新進気鋭のマイクメーカー
【MIRFAK Audio】N2 ショットガンマイクロフォン MFA02
について特集します。

 

・・・

 

さて、元々カメラに内蔵されているマイクは、周囲360度全部の音を拾う無指向性タイプです。
環境音をしっかり拾うので、「今何が起きているのか」わかりやすい反面、拾いたくない音を拾ってしまうというデメリットもあります。
(工事の音や通行人の話声、自分の呼吸音など…)

それに対して、前方の狭い範囲の音を“狙い撃ち”で収録するのが今回ご紹介するショットガンマイクです。
側方や後方の音は、高音を控えて収録されるので「主題が何なのか」分かりやすいという特徴を持ちます。

あなたの作品をグレードアップするショットガンマイク、その中でもお求めやすい価格を実現したMFA02の実力はいかがなものか、内蔵マイクとの比較をしてみました。曲や歌はミニコンポの前にカメラを置き比較。環境音は同じ場所、方向にカメラを向け記録しています。
(動画内でN2表記とMFA02表記が混在していますが、表示スペースの都合です。同じ個体を使用しておりますのでご安心ください)

 

全体的に音質の向上が感じられる結果となりました。

・歌の比較では、ベースのラインがより明確になり、音の分離が全体的に良くなっています。

・ピアノの比較でも余計な付帯音が減り、主題が明確になっています。蝉の声がクリアな事も要チェック。

・秋の虫のシーンではEOS 5D Mark IVの内蔵マイクとの比較ですが、やはり雑味の無い音にグレードアップしました。

・最後の飛行機の比較では、内蔵マイクが2秒ほどで飛行機の音を捉えられなくなったのに対し、MFA02側はもう少し粘っています。
特筆すべきは「ブーン!」というプロペラ音が消えた後の「ゴウンゴウン」という空の音まで拾っている事。内蔵マイク側でも似たような音が聞こえていますが、そちらはすぐ下の国道を走る自動車の音です。

次は強風時の環境音で試してみましょう。

面白い事に、ウィンドシールド未装着のMFA02では音がノイズに埋もれています。
内蔵マイクより感度が上がった事と、収音部が外に飛び出している事が原因でしょうか。
(内蔵マイクの収音部は、プラスティックの小さな穴より奥にあります)
しかしウィンドシールド(ファー付き)を装着した状態では、ほぼウィンドノイズの無い音が収録できました。
流石です。

 

・・・

さて、ここからはMFA02の外観・付属品をご紹介いたします。


箱を開封すると、保証書や説明書の他にも様々なオプションが入っています。基本的にこれ以外に必要なものはありませんので、追加出費は心配しなくてOK!
※カメラで使用する場合、接続に使用するコードは「Phone」と書いていないものをお選びください。スマホと接続する場合は「Phone」の方を選びます。
ショックマウントにマイク本体を装着する際、びっくりするほど固いので恐れず力を入れて押し込みましょう。
指をケガしないよう、お気を付けください。
(固いが故に、かなりしっかりとキープしてくれます。)

 

ウインドシールドを付けて、カメラ(EOS RP)に装着した姿はこちら。

当たり前ですが、マイクはファインダーよりも後方に出っ張りますので、スチル撮影も同時にこなす場合は背面液晶でのオペレートが必要です。

 

強風時に必須な、ウインドシールド(ファー付き)を装着した姿はこちら。強風時には忘れずに装着しましょう。

 

・・・

 

Vlog用途は勿論、動画配信や環境音をグレードアップさせたい方まで、幅広い用途におススメできるショットガンマイクのMFA02。
2021年9月時点で、新品4000円台前半と言うお求めやすい価格も相まって、あなたの愛機の上で大活躍してくれること間違いなし。
本体も小さいので、「今日は動画を撮るか分からないな…」という日に持ち歩いても邪魔になりません。
普段お使いのバッグの片隅に、この小さなマイクの居場所をぜひ作ってあげてください。
きっと、後悔はしないと思います。

 

↓この低価格でこの性能。コストパフォーマンスが魅力です。↓

 

↓より本格的なショットガンマイクはこちら!↓

 

↓室内で使用するならこちら↓

 

↓コンパクトさが魅力。今回収録に使用したフルサイズミラーレスEOS RPはこちら↓

 

↓EOS RPにおススメのアクセサリーです↓

 

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[ Category:etc. | 掲載日時:21年09月16日 18時00分 ]

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