【Nikon】ニコン、はじめます。~D5300編~
何かをはじめたい季節。
そんな時期に初めての方でも使いやすいNikonのAPS-Cサイズの一眼レフ機をご紹介します。
今回はNikon D5300+ AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR。
以前ご紹介したD5600と比較するとタッチパネル操作やBluetooth機能、ライブビュー時AF性能などの点において劣る部分はありますが、画素数や処理エンジンは全く同じです。
組み合わせたレンズは片手サイズの標準域ズームレンズ。手振れ補正も備わっているためボディとの組み合わせもばっちりです。
新緑の美しい季節になりました。上着のいらない日も増え、撮影日もあっという間に夏がやってきそうな気候でした。
切り株や小さな花たちがスポットライトのように木漏れ日に照らされます。
桜やチューリップの時が過ぎ、緑の中に華やかさを加えるのは菜の花。
柔らかなイエローがニコンらしく自然に発色してくれました、ボケ感もなめらかです。
たんぽぽを見つけました。
少し絞ると、種ひとつひとつを繊細に捉える解像力。
ズーム全域で最短撮影距離28cm。どこにでも持ち歩きたい1本として、寄れるかどうかは個人的に重要視したいスペックのひとつです。
D5000シリーズの魅力を挙げる上で外せないのは、バリアングル液晶。
普段とは違うこんな新鮮な視線も、難なく撮ることが可能です。
空気が通り過ぎていくのを感じられるような、抜け間のある1枚に。
子供たちに見守られスイスイと泳ぐカメ。なめらかに描写された波紋が優雅さを際立たせてくれるようです。
今回のようにふらっと散策するようなシチュエーションのお供に大満足な組み合わせでした。
冒頭で述べたようにD5600と比べるとスペックにおいて劣る部分はありますが、レンズも含め初めての方にはコストパフォーマンス面もかなり良いのでないでしょうか。
あなたもNikon D5300ではじめてみませんか。