【Nikon】標準・・・ところによりときどき望遠レンズ
新しい年になって、寒さに加えて世の中の状況も厳しくなってきました。昨年に引き続き、今年も可能な範囲で撮影を楽しんでいこうと考えています。今回は数年前の写真も含めて冬休みを過ごした時の写真をいくつかご紹介します。
AI AF Nikkor 50mm F1.4D
数年前に富士五湖の西湖にほど近い場所から撮った富士山です。富士急ハイランドで少し遊んでから長野県の妻の実家に向かう途中に立ち寄りました。学生時代、マンドリン部に所属していた私は4年間、毎年8月下旬になると秋の演奏会に向けての夏合宿でこの地を訪れていました。西湖は山中湖や河口湖のような華やかさはなく当時は釣り客、キャンプ場に来る人、そして私たちのような学生が訪れるくらいでした。昼間は近くの民宿の音楽ホールで練習、夜はこの辺りでよく皆で「肝試し」をやったことを覚えています。数十年ぶりに訪れたその場所は「西湖いやしの里根場(さいこいやしのさとねんば)」という、陶芸や工芸などの体験教室や資料館の見学が楽しめる観光施設になっていて昔の面影は残っていませんでした。でもここ以外は当時と変わらない雰囲気でした。その後、車でお世話になった民宿を通り過ぎた時、当時の懐かしさがこみあげてきました。
AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR
季節を問わずよく八ヶ岳自然文化園に遊びに行きます。冬は家のほうに雪がなくてもここまで来るとあるのでそり滑りを楽しみます。この日はうっすらと雪が積もっていただけですが、そりをするには十分でした。ちなみにここの夏は「原村星まつり」で有名な場所。毎年、多くの愛好家が巨大な天体望遠鏡を準備して集まります。(2020年は中止)。ある年、私もそのまつりに行きました。その夜空の美しさは私にとってそれまで見たことのないほどの、それはそれは見事な星空でした。
AI AF Nikkor 50mm F1.4D
臼と杵といえばお正月。長野の家で新年を過ごすときはおじいちゃんが餅をついてくれます。つきたての餅は本当においしくてついつい食べすぎてしまいます。
AI AF Nikkor 50mm F1.4D
そして近くの神社に初詣に向かうところ。逆光によって生まれるハレーション効果が写真に良い雰囲気をもたらしてくれています。
年始は天候にめぐまれることが多く、そんな中で写真を撮るのを毎年楽しみにしております。残念ながら今回、私自身の正月は自宅で過ごすことになりましたが、安心して出かけられる日々が戻ることを願ってやみません。