【Nikon】 COOLPIX P1000の”3000mm”の世界
2018年9月14日についに発売された世界最高の光学125倍ズームを実現
したコンパクトデジタルカメラ『Nikon COOLPIX P1000』を購入いたしました。
重量約1415g、サイズ的もD850と変わりないので、何を持ってコンパクト
を名乗るのかというところではありますが、その性能は3年前に発売した
P900の最大2000mmを上回る3000mmの世界を映すことができる怪物マシンです。
このカメラは3年間の間、光学83倍ズームという大台を抜かれることがなかった
(並んだカメラは海外では出ていましたが)『P900』のすべての性能を凌駕し、
欠点を言えば重くてデカいというぐらいなのですが、実際に触ってみると
やはり進化が実感できます。とくに感動を覚えたのは電子ビューファインダー
でP900のころに比べるとずいぶんと見やすくなり、使い勝手もよくなりました。
そしてP1000といえば公式で題材にもしていた月です。最初に撮るのはこれだろう
ということで今回はお月様を撮ってきました。
昨月中は雨や曇り続きで十五夜の9月24日に撮影したかったのですが、
結局雲が晴れて撮れたのは9月27日でした。
そんなわけで完全な満月ではありませんでしたが、綺麗なお月様が
撮れました。
なお、上の焦点距離は2400mmで、光学最大望遠の3000mmで撮影した
場合は下記のように上下が切れてしまいました。
さすがにこの超望遠だとわずかでも動く星を追うのは大変なので三脚は
あった方がスムーズに撮影ができると思います。
さらに電子ズームで拡大するとクレーターの詳細もハッキリと見えて
きます。
月の撮影以外にも山登りで望遠鏡代わりに遠くの光景を眺めたりするの
にも利用している人がいると聞きますし、動物撮影も下記のように相当
離れた距離からでもドアップで映すことが可能です。
どうでしょうか。P1000ならば、私のように普段あまり撮影する機会もない
人間でも今まで撮ったことのない世界をフレームに収めることも可能です。
この感動は実際使ってみればすぐさま実感できるでしょう。
土星の輪っかなどの撮影も可能だそうで、次に晴れて夜空が見えた時には
挑戦してみようかなと思います。
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